株式会社北海道フットボールクラブは、この度の取締役総務部長の不祥事につきまして5月12日、同社で記者会見を行い、役員の処分および弊社の今後の取り組みについてお知らせいたしました。
《役員の処分について》
■取締役総務部長 柳沼 聡
・懲戒解雇
・取締役解任(6月中旬開催の株主総会にて決定)
■代表取締役社長 児玉芳明
■常務取締役 門脇 徹
・20%減俸3ヶ月
※代表取締役会長 石水 勲は、代表取締役会長を辞任、非常勤取締役となる。
(会長辞任については、19日開催の取締役会にて了承を求める)
《今後の取り組みについて》
信頼回復に向けて、下記の取り組みを実行していきます。
(1)法令遵守規定、マニュアルの再整備とそれに基づく研修の実施
・外部の専門家、有識者の協力を積極的に求め、透明性の高い会社経営に活かしながら、社員のモラルや社内風土の向上を図ります。
(2)取締役会・監査役会の機能強化
・開催頻度の拡大(月1回開催)により、会社運営のチェック機能を強化いたします。
(3)アドバイザリーボード(外部諮問会議)の設置
・社外の固定メンバーにて5月14日より毎月1回開催、外部の意見を幅広く求め、ファン層の拡大や経営の安定化につなげます。
(4)新設の寮を使った選手の生活管理の徹底
(5)ファンサービスの強化、チームとファンとの交流の促進を通し、ファンとの一体感の醸成
・具体的には下記の施策を検討しております。
会場内託児施設開設/所有グラウンドの一般開放の拡大/サッカースクールの増設/シニア券などチケット種の見直し
以上