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「山田松市監督・堀孝史コーチ 就任会見」ご報告(03.05.29)

湘南ベルマーレでは、2003年5月28日に「山田松市監督・堀孝史コーチ 就任会見」を開催いたしました。プロフィール及びコメントにつきまして、下記の通りお知らせいたします。

●プロフィール

【山田松市(Matsuichi YAMADA)監督】
・出身地:静岡県
・生年月日:1961年2月21日(42歳) 
・選手歴:日大三島高校〜国士舘大学〜本田技研
・指導歴:1990年本田技研サッカー部ヘッドコーチ、1992年ヤマハ発動機サテライトコーチ、1994年〜2000年ジュビロ磐田コーチ(トップ、サテライト、ユース歴任)、2002年湘南ベルマーレコーチ、2002年12月湘南ベルマーレ監督(天皇杯のみ)、2003年湘南ベルマーレコーチ、2003年5月湘南ベルマーレ監督

【堀孝史(Takafumi HORI)コーチ】
・出身地:神奈川県
・生年月日:1967年9月10日(35歳)
・選手歴:鎌倉高校〜明治大学〜東芝〜浦和レッドダイヤモンズ〜ベルマーレ平塚(⇒湘南ベルマーレ)〜2001年 現役引退
・指導歴:2002年湘南ベルマーレ 普及・育成コーチ、2003年湘南ベルマーレU−13監督、2003年5月湘南ベルマーレ トップチーム コーチ

●会見コメント

【代表取締役 小長谷喜久男】
厳しい結果になっているのは事実でありますが、新しい体制でこれからの30試合を戦い、1つでも順位を上げていきたいと思います。新監督に就任する山田監督は、様々な監督の下でコーチを経験したことで、非常に柔軟な思考ができること、そして選手たちを非常によく把握しているということがポイントになると思います。
厳しい時の就任ですが、いわゆる仕事のやりがいという点では、抜群にいい機会ではないかと思います。また、トップチームのコーチに就任する堀コーチは、湘南で生まれ育ち最後は地元のベルマーレでピッチに立てたことが喜びだと常々話しています。2年前までは、今いる選手たちと一緒にプレーしていますので、足りない部分などを的確に判断し、また若いチームでの話し相手になるといった点で期待しています。チームに信頼をおき、これからの30試合に全力を傾けたいと思っています。

【新監督 山田松市】
今の現状をしっかりと受け止め、何をしなければならないかということを明確にし、前に進んでいかなければならないと思っています。苦しい状況で監督を受けることになりましたが、これを反対にいい意味に受け止めて、チャンスにしていきたいと思います。選手たちもこの状況から常に前に進むことだけを考えていくよう促していきたいと思います。自分にコーチとして長けているものが何か1つあるとしたら、私は若い選手を育てることや見抜くことに関してはある程度自信をもっています。ゲームをプランすることについても、彼らを生かしながら、更に新しいものを生み出したいと思っています。今いる選手たち全員の可能性を引き出すということを一番のテーマに、チームを作り上げていきたいと思っています。現状として、負け数が多いということを変化させるために、動きに関してはスピードを、守りに対しては粘り強さを、そのためにはバランスを、そしてそのために、すべてを変化させることを要求していきたいと思います。
スタンドに来られるファンの方が、喜びを感じ、次のゲームもまた見たいと思っていただけるような、尚かつその喜びをお互いに共有できるようなゲームの終わり方を、常にしていきたいと思っています。そのためにも、信じて応援していただきたいと思っています。

【コーチ 堀孝史】
今回お話をいただき、現役を終えてまだ2年しか経っていないのに、こういったチャンスをいただけたことに、感謝しています。山田監督や他のコーチングスタッフ、そして選手と密にコミュニケーションをとっていきたいと思います。試合を見に来てくれる方に、1試合1試合何かを与えられるようなゲームにしなければいけないと思っていますので、常に100%ファイトするところを、選手に伝えていきたいと思います。
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