1964年の東京オリンピックの競技会場として建設された国立競技場。これまでに様々な競技や催し物が行われてきましたが、サッカー界にとっては常に別格の存在でした。
天皇杯決勝や日本代表戦、高校サッカーの試合が行われ、いつしか「日本サッカーの聖地」と呼ばれるようになりました。
そして何より1993年5月15日にJリーグの開幕が高らかに宣言された場所でした。
それ以降も日本代表戦、TOYOTAカップ(現:FIFAクラブワールドカップ)ヤマザキナビスコカップ決勝など数々の試合が行われ、国立競技場でJリーグの試合だけでも367試合が行われました。
そんな国立ラストイヤーとなった今年、FUJI XEROX SUPER CUPやJ1・J2のリーグの試合が6試合行われました。
国立で最後に勝利したのはラモス監督率いるFC岐阜、Jリーグラストマッチなった甲府vs浦和の一戦には、36505人もの大観衆が集結しました(試合はスコアレスドロー)。
56年の歴史に幕を閉じることとなった国立競技場。2020年、建て替えられた新国立競技場でどんな試合が見られるのか・・・今から楽しみです。