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【J2・J3入れ替え戦 讃岐 vs 長野】北野誠監督(讃岐)記者会見コメント(14.12.07)

●北野誠監督(讃岐):
「今の心境はホッとしているところです。第1戦アウェイでやって、ある程度勝てるという自信が自分の中ではあって、今日は楽に入れたと思います。長野も力があるチームですが、それ以上にうちの選手の方が力があるというところが一つの自信につながった。1戦目も最後のアディショナルタイム以外のところでは、ほぼペナルティエリアに入ってきていなくて、今日も長野はボールを持っていてもパスは回っていなかったし、ペナルティエリアにも入ってこれていなかったので、いつ点が取れるかというのがポイントでした。最後は木島(良輔)の個人技もありましたが、それよりもまずチームとしての戦い方を一人ひとりがやってくれたことが、得点に結び付いたと思います。
リーグ戦の途中から凄く力を付けて来て、本当に成長したと思いますが、本当に成長できたかどうかは来年もう一度J2の舞台でやらなくてはわからないので、もう絶対に落としてはならないという想いで、また来年J2で戦えるようにしなくてはと思っていました。それが今日うまく勝って残留できたことは良かったと思います。また来年もしっかり頑張っていきたいです」

Q:後半成長したという話があったが、どういうところが変わったと感じているか?
「一昨日夜にたまたまスカパー!で第6節の栃木とのゲームを見ました。自分の中ではいいゲームだったと思っていたんですが、一昨日見たら凄い恥ずかしいゲームで、これじゃ勝てないなと思いました。それを今のチームと照らし合わせた時には、まず守備の組織は一人ひとりの気持ちもそうですが、意思統一が出来ていました。当時はチームがバラバラになりかけたところを一つにまとめなきゃという事ばかり考えて2ヶ月3ヶ月過ごしました。でもそれで選手に訴えかけて、それに応えてくれて、それが今日の結果につながったと思います」

Q:勝利の瞬間ガッツポーズされていましたが、終了した時の気持ちは?
「今日来て頂いた方、来られなかった方、沢山いると思いますが、僕らに対して残留を期待してくれていたところで、それに応えられたという意味でのガッツポーズだったと思います」

Q:去年は昇格を目指す側で、今年は残留を目指す側でしたが、心境に違いは?
「まずやらなくてはいけなかったのは長野をリスペクトするというか、カテゴリーが一つ下なので人間の心理としては必ず下に見てしまうと言うところで、長野が強いというイメージを植え付けました。それでもまだ緩んでいたので、先週のミーティングで凄く厳しく選手には伝えました。そこのマネジメントが今年と去年とは違った部分です。去年は追いかける立場だったので僕が言わなくてもしっかりできたんですけど、今年はその部分が難しかったです」

Q:後半攻め込まれた場面で、改めて讃岐の持ち味であるカウンターを出せた?
「長野があそこで短いパスを入れてきたらまた違う戦い方になったと思いますが、結局真ん中が空いたので、1戦目と同じでそこにドリブルで侵入しろと。それは今週のトレーニングで言っていましたので、押し上げにつながったと思います。リーグ戦でああいう戦い方をして、長野と戦う時に攻められるかもしれないけどここが空くからというシミュレーションが出来ていたので。それもリーグ戦と第1戦でうちのスタッフも頑張ってくれて、選手にうまく伝えらえたのかなと。(想定内ということ?)そうですね。残留してエラそうにいうわけではないんですが、本当に想定内のゲームだったと思います」

Q:1点取ってからの戦い方は?どういう指示をしていた?
「西野(泰正)を何分で出すかが一番の問題だったと思います。あの時間で長野がパワープレーを仕掛けてきたんですけど、パワープレーはリーグ戦で何回も経験していたので、もう西野だと。長野がまた違う戦いをしてきたらあのままでやったと思います。残り12、3分でパワープレーにきたので、迷いはなかったです。(西野選手に対する評価は?)西野、山本(翔平)、高橋(泰)、我那覇(和樹)といったベテランが、負けていた時勝てなかった時にチームを盛り立ててくれたし、凄く感謝しています」

以上
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