●マリヤンプシュニク監督(福岡):
「まず最初に、皆さんのご協力と熱い気持ちに対してありがとうと言いたいと思います。また、将来的な皆さんのご協力を思う時、もっと厳しい目で選手を見ていただいたらと思います。そうすることで、選手たちの力が伸びていくことになると思うからです。みなさんジャーナリストの仕事は、選手のプレーをありのまま伝えることだと私は思っています。そうすることで、物事が前進していくと思うからです。そして、アビスパ福岡にはベストラックを祈っています。私はここで素晴らしい2年間を過ごさせていただきました。みなさんのご協力のもと、ピッチ上でいい仕事をしてきたということを、誰かに気付いてもらえればと思っています。ただ、サポーターの皆さんの前で、今日のような試合で終わらせることに関して、私はさみしく感じています。そして、悲しい気持ちのまま、ここを離れたくはありません。だから日本語で今の自分の気持ちを表現したいと思います。『悔しいです。難しいです』。それが私の気持ちです。皆さんに選手の評価のことは任せます。今日、皆さんはジャーナリストとして選手たちを見てきたと思います。先ほど厳しい目で見てほしいという話をしましたが、その延長線上として話せば、今日、失点に絡んだのは誰か。誰が戦っていなかったか。誰が相手にパスをしてしまったか。試合が終わった後に汗をかいていなかった選手は誰か、そういったことを書いていくことも必要だと思います。そして、私はジャーナリストの皆さんが、サッカーという業界の中における、そして人生におけるベストラックを、お祈りしたいと思います。みなさんの全てに感謝していますし、福岡での生活、仕事両面で楽しむことができました。ただ、直近の2か月というのは、私にとってアンハッピーでしたし、悲しい時期でもありました。それがなぜかということについて、皆さんはジャーナリストなので書いていくことも必要です」
以上