J2第37節・愛媛戦が行われた10月19日。その日、私は取材担当ではなかったため(讃岐は「オフィスひやあつ」の3人で取材しています)、一サポーターとして試合を観戦しようとバックスタンドでキックオフの時を待っていました。スタジアムグルメを堪能していたところ、「いる人、いませんか〜」とチャントの歌詞が書かれたプリントを配るサポーターの声。ふと顔を上げたところ、そこにいたのはミニスカポリス!? 周囲を見回すと、ミニスカートをはいたスーパーウーマンも!? 「これはぜひ、J2日記に書かなくては!」と思ったものの、カメラもなければ取材申請も出していない…。「いつか必ず!」と心に決め、ようやく11月15日の第41節・大分戦で再会することができました。しかも、セクシーお姉さんは3人に増えていたのです。
この日、セクシーキャビンアテンダント姿で登場したのは、みさとさん・なるさん・きよさん。「イメージは『J2残留へご案内します』って感じかな」と3人。最初は、みさとさんとなるさんが愛媛戦の前日にハロウィンパーティーに仮装して出かけ、「楽しいから、明日の試合もこの姿のままで行っちゃおうか」という軽い気持ちからだったそうですが、たくさんの人に声を掛けられたり、子どもたちから「一緒に写真を撮って」とせがまれたりして、「これは試合の盛り上げに一役買うことができるかも…」とこの日も再登場。「私も一緒に盛り上げたい」と、きよさんも初参戦することになりました。
「とにかく讃岐を盛り上げて、たくさんの人に試合を観に来てもらって、楽しんでもらいたい」と口を揃える3人に讃岐の魅力を聞いたところ、「地域密着なとこがイイですよね。私は讃岐が四国リーグの時から応援してきて、選手みんなが苦労しながら夢を叶えていく過程をずっと見てきた。だから応援せずにはいられないんです」と、みさとさん。
きよさんは「以前、県外に出ていて香川に帰ってきたんです。一度外に出ることによって改めて香川の良さ、自分は香川が好きなんだなって感じました。地元のクラブである讃岐を好きになって、香川のことももっともっと好きになりました」と熱き地元愛を語ってくれました。そして、なるさんは「讃岐の魅力はイケメン選手が多いこと(笑)はもちろんなんですが、観客席がとっても温かい雰囲気。ブーイングとかもほとんどないし、去年の夏から試合を観始めた私をはじめ、新しいサポーターに対しても『Welcome』で、とっても優しい。サポーター同士の仲が良いから、スタジアムに来るとすごく楽しいんです」と教えてくれました。サポーター同士の仲が良いという言葉通り、この3人、以前からの友達ではなく讃岐を通じて友人になったという関係。10年来の友人のように息がぴったりの理由は『讃岐を応援する』という共通の目的があるからかもしれません。
「次の最終戦(第42節・千葉戦)にもセクシー姿で登場しますか?」と問いかけたところ、「う〜ん…次でJ2自動残留になるかどうかの大切な試合だったら、こんな格好をしている場合じゃないかも。でも、もしも今日の試合でJ2・J3入替戦に回ることになったら、入替戦に向けて勢いをつけるために何かやるかもしれません」との答え。
この日、讃岐は残念ながら敗れてしまい、入替戦へと回ることが決定してしまいました。ということは、最終戦、またセクシーお姉さんが登場するかも!? 讃岐を盛り上げるため、体を張って(?)頑張る、みさとさん・なるさん・きよさん。くれぐれも風邪をひかないようにしてくださいね。そして、ぜひJ2残留へと案内してください。
以上
2014.11.18 Reported by 中條さくら(オフィスひやあつ)