●ペトロヴィッチ監督(浦和):
「我々が1日遅れての試合開催ということで、昨日開催の試合の結果を受けて、我々に何が必要かをしっかりと頭に入れて戦った試合でした。立ち上がりは良かったが、15分を過ぎたあたりから、あまりいい攻撃、危険な攻撃ができない前半の展開だった。試合前の予想では、F・マリノスは中位という状況で、たくさんのサポーターが入った試合の中で、やはり攻撃的なサッカーを仕掛けてくるのかなと思ったが、先発を見て守備的に来るのかなと考えました。もっと彼らは攻撃的に来てもいいのではないかという印象を受けました。ハーフタイム、ロッカールームに戻って来た選手たちが、気持ちの入った強い目をしていた。今日のゲーム、決していつものような美しいサッカーではないけれど、泥臭い中でも、1点を取って勝つんだという強い意志を感じた。私は、そうした戦いで1点を取ってくれると信じていたし、実際にそういう試合になったと思います。
次の試合まで3週間あります。シーズンも終盤なので、リカバリーと良いトレーニングをして、良い準備をしてガンバ戦を迎えたいと思います」
Q:今日のゲームプランについては?
「ご覧になったとおりです。ハーフタイムの時点で関根(貴大)を投入することは頭に入っていた。やはり優勝争いをするチームに大事なのは、途中から入る選手がしっかりと活躍すること。今日の彼も、しっかりとした働きをしてくれたと思います」
Q:G大阪の引き分けを受けて、今日は勝点1でもいいという考えはどれぐらいありましたか?
「選手には、勝点3を取ることが非常に大事だと伝えた。もちろん1ポイントでも引き続き優勝に一歩近づくことはできるが、次のガンバ戦に大きなプレッシャーがかかる。そういう意味では、どうしても勝点3がほしいゲームではあった。これまで我々は、美しい展開の中で相手を崩してのサッカーをしてきた中で、今日は我慢をして試合を進めるというのは(勝点3を取るためにも)必要だったと思います」
以上