前回、決勝の舞台に立った07年は川崎Fと対戦。その時は、同年の『ニューヒーロー賞』に輝いたDF安田 理大(現 鳥栖)のゴールが決勝点となり初戴冠となったが、今回の決勝進出はその時以来、実に7年ぶりのこと。いや、それどころか、昨年はJ2での戦いとなったため、G大阪史上初めて、今大会を戦うことなくシーズンを終えた。
つまり、今年のヤマザキナビスコカップは、G大阪にとって2年ぶりの参戦に。だからこそ、今大会を戦える喜びを改めて噛み締めながら、チーム一丸となって目の前の試合を1つずつ征し、決勝の舞台までたどり着いた。特に予選リーグでは殆どの試合をMF遠藤 保仁やDF今野 泰幸ら主力を欠いて戦ってきたが、代わりにチャンスをつかんだ選手が躍動。その中で『結果』を残してきた事実や、のちの試合に於いて、長谷川 健太監督が「誰を起用しても、ガンバのサッカーが体現できる」と手応えを語るほど、選手層に厚みがみられるようになったことは、チームの大きな財産になった。また、そうして戦力の充実を実感できたことが、シーズン後半に入ってからのハードスケジュールを乗り切り、かつ、今大会の決勝トーナメントを勝ち抜く原動力になったと考えても、まさにチーム力、組織力でたどり着いた決勝の舞台だと言える。
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◆J's GOALG大阪担当:高村美砂が選ぶキープレーヤー
FW 宇佐美 貴史(Takashi USAMI)
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以上
2014.10.31 Reported by 高村美砂