●柱谷幸一監督(北九州):
「まず最初にサポーターの皆さんに感謝したいと思います。苦しい時間が続きましたが、しっかり粘り強く守れたのが後半の得点に繋がったと思います。ゲーム全体の流れでいけば今年のうちのノーマルな流れだったと思います。残り4試合になりましたけど、1つでも勝って上の順位で勝点を1つでも多く取って終われるようにやっていきたいと思います。これから4試合が本当にシビアなゲームになっていくと思うので、そこで自分たちの力が発揮できるかどうか。一番真価が問われるところだと思うので、全力でみんなで1試合1試合戦っていきたいと思います」
Q:今日のゲームプランとハーフタイムのメッセージは?
「天皇杯絡みの週のところでかなりフィジカル的に厳しくて、天皇杯前後のゲームでは60分過ぎからなかなか自分たちの動かし方はできなかったですが、今週1週間しっかり調整できたので、60分過ぎから自分たちの攻撃の形が徐々に作れてきましたし、相手のプレスも少しずつ弱まってきたので、自分たちの形が作れたんじゃないかなと思います。フィジカル的な部分とメンタル的な部分が大きかったと思います。ハーフタイムではゲームプラン通りというか、0−0でいっていたので、しっかり粘りながらチャンスを作っていこうと話をしていて、うまくチャンスを作れたんじゃないかなと思います」
Q:ホームの残りゲームは少ない(11/9vs湘南のみ)が、どういった姿勢を見せたいか?
「前節はそんなにいいゲーム内容ではなかったですが、ホームで最後に2点取って逆転勝ちできました。そのときにすごく周りに喜んでもらえてホームで勝つことが大事だと改めて感じることができましたし、選手もそう感じたと思います。残りのホーム、しっかり勝とうと今日は入っていきました。さっきも言いましたが、しっかり粘り強く戦っていれば60分過ぎからチャンスを自分たちで作れるのが改めて今日は証明できたので、残りの4ゲームもしっかりゲームを作りながら、もちろん前半で点を取れればいいですが粘り強く戦って今日のようなゲームができるようにしていきたいと思います」
Q:完封勝利となったが守備面の手応えは?
「自分たちのブロックの外で横パスで回させることはあったが、そんなに危険なゾーンに入れさせなかったので、チャレンジ&カバーとプレースバックを入れながらボールの近くでみんなが守れるように話をした。90分続けてやれたんじゃないかなと思います。いい距離感でみんながしっかり守っていくことが大事で、危ない場面があっても周りがカバーできる。それが今日はいい守備に繋がったんじゃないかなと思います」
Q:次節の讃岐(11/1@丸亀)は残留に向けて必死だと思う。どういうプレーをしたいか?
「我々も目の前のゲームを1つ1つ集中して取っていこうと話していますから、モチベーションの違いはあるかもしれませんが、我々も高いモチベーションでやれているので、次のゲームも自分たちがしっかり関わっていく。耐える時間も当然あると思うので、しっかり耐えながら粘り強いゲームをやっていきたいなと思います。相手の順位や自分たちの置かれている立場に関係なく目の前のゲームに集中して勝っていきたいなと思います。目の前のゲームが次に来るアウェイの讃岐戦なのでそこで集中していきたいなと思います。
(ホームゲームは)残り1試合、最後のホームになったので、今年のチームでは最後のゲームになりますから、ぜひたくさんの人に来ていただいて応援してもらいたいなと思います。相手もチャンピオンチームなので、自分たちがどれくらいそこでやれるか。激しいゲームになると思いますが、最後、なんとか勝つゲームをたくさん来ていただいた人に見せられるように頑張りたいなと思います」
Q:池元友樹選手の評価は?
「コンディショニングがいい。今シーズンは(選手を)代えながらコンディションはこちらも見ながら回してきて、今日は終盤になってもスプリントのスピードは落ちないですし、フィジカル的なコンディションの良さが最後のゴールに現われたと思います。一緒に組んでいる原一樹や後ろからサポートする4人の中盤がいいアシスト、サポートをイケにしていることによって最後に決めるのはイケですがその決定力を発揮できていると思います。イケ本人も言っていると思いますが、チームで取っているゴールじゃないかなと思います。まだゲームが残っていますので1点でも多く取って得点ランキングでも1つでも上に行ってほしいなと思います」
以上