●渋谷洋樹監督(大宮):
「今日は天皇杯というタイトルを狙える試合。結果を求めて選手を送り出しました。平日にも関わらず大宮サポーターが200人以上来ていただいた中で残念ながら結果を出せず、ファン・サポーターに喜びを与えられず非常に残念な試合でした。
試合に関しては、ゲームの入りは守備のところでの厳しさがなかったが徐々に連動した守備からボールを奪って前に繋げて、カウンターでチャンスになりそうだというところで、そのパスが1つずつずれたり、ボールを持った時にもタイミングがずれたりとかというのがあった。前半は良い時と悪い時のリズムがはっきりしたように思います。
後半はリンスが少し中に入って倉田がワイドにとG大阪に距離を変えられてから、リズムがなくなった。それでFKで決められたという展開でしたが、我々の守備からの攻撃のクオリティをもっとしっかりやることと、攻撃時のボールの動かし方…もちろん、今日のメンバーで準備を長くできなかったのは私の責任ですが、攻撃のところでもっといいイメージをつけられるようないい準備ができていれば、もっと違った結果になったのかなと思います。ただ選手たちは最後のホイッスルが鳴るまで、足を止めずにプレーしていた。これは次のリーグ戦(10/18vsF東京@NACK)に向けてもいい試合だったと思います。今日出た選手も大宮に残っている選手も、とにかく総力戦で全員で戦っていきたいと思います」
Q:リーグ戦前節の甲府戦から先発を9人を代えた狙いを聞かせてください。
「普段から常々言ってますが、リーグ戦にもいい準備を全員がしてくれている、と。いつも選手全員を使いたい気持ちがある。今日G大阪と対戦する、2日後にF東京戦が控えている、と。とにかく全員でここ2試合を乗り切ろうという考えでメンバーを考えました。ズラタンも代表に行っていたし、家長も少し足の問題、コンディションのことがあったので、それも踏まえて、基本的にはフルで出てきた選手を少し休ませて、今までずっと準備してきた選手を使いたいという考えでメンバーは編成しました。なので、基本的に全員は同じレベルだと思っています」
Q:今日の試合のプランを教えてください。というのも、前半は攻守の切り替えで変わった時に、前に行けそうな場面でも足が前に出て行かない、行けないのか…という感じも見受けられたので。
「守備でしっかり4−4−2をつくって、相手にボールを持たせて奪ってカウンターというのと、攻撃では本来サイドバックをもう少し高い位置に取りたかったが、そこの時間を作るまでの最初の15分くらいは守備に追われていたので、サイドから攻撃したかったができなかった。ただ途中から高瀬選手らが高い位置を取ってある程度いい攻撃ができた。ただ、ボールを奪いに行くということの準備に関しては、グループでやっていなかったのかなというのは感じました」
以上