本文へ移動

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2日記】長崎:長崎市長もビックリ!フットボール専用スタジアム建設に向けた署名が6万5千人を突破!(14.10.14)

昨年Jリーグに参入したばかりの長崎だが、もともとサッカー熱が高い長崎県では市民・県民の間で長崎市内中心部にフットボール専用スタジアムを求める声が上がっている。7月に署名活動が開始され、署名数は3カ月で早くも6万5千人を突破した。

この運動は長崎県サッカー協会や長崎県ラグビー協会などと長崎商工会議所青年部有志などの経済団体で組織する「(仮)茂里町スタジアム」プロジェクト実行委員会が推進しており、これまで天皇杯の試合会場や市内中心部で開かれたイベントなどで街頭署名を募ってきた。
急速に署名数が伸びている理由は地元大手企業の協力と県内のラグビー、サッカークラブが積極的に署名に加わったことにある。同委員会が目標とする署名数は長崎市民の約4分の1にあたる10万人。あとわずかだ。スポーツを核とした街づくりを掲げた同プロジェクトは、地元メディアの受けも良い。

建設予定地は長崎市茂里町の中部下水処理場跡地(2.8ヘクタール)。9年後の2023年度末に操業停止が決定しており、跡地活用についてはまだ白紙の状態であることから同委員会が最初に手を上げた形となった。
想定しているのは収容人数2万人規模のフットボール専用スタジアムで、全席屋根付き。試合がない日でも多くの人が訪れる場所となるように「多機能複合型」のスタジアムを目指し、企業、病院、学校などを施設内に設けたいと考えている。JR浦上駅や長崎バスターミナルに近く、V・ファーレン長崎のホームスタジアムになれば集客の面で大きなアドバンテージとなるだろう。

同委員会は11月8日に元サッカー日本代表監督の岡田武史氏を招いた入場無料のトークショーを長崎市公会堂で開催し、市民にスポーツ文化に対する理解をより深めてもらう狙いだ。なお、集まった署名は2014年度末に長崎市の田上富久市長に提出する。取材に対して田上市長は署名活動について「もう6万5千人も集まっているの?すごいなあ」と驚きを表すに留まったが、2012年には長崎市の姉妹都市であるブラジルのサントス市で、当時サントスFCに所属していたネイマールのプレーを直接見るなどスポーツに関しての理解を深めているため、田上市長の今後の発言などにも注目が集まっている。

なお、「(仮)茂里町スタジアム」プロジェクトへの署名は、同委員会のウェブサイトからも可能。
「(仮)茂里町スタジアム」プロジェクト実行委員会
〒850-0851長崎県長崎市古川町6-35 タナカビル2F
電話:080-1794-0106

以上

2014.10.14 Reported by 植木修平

街頭署名の様子。写真左はかつてF東京と長崎に所属していた近藤健一さん

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

J.LEAGUE TITLE PARTNER

J.LEAGUE OFFICIAL BROADCASTING PARTNER

J.LEAGUE TOP PARTNERS

J.LEAGUE SUPPORTING COMPANIES

TOP