●田坂和昭監督(大分):
「遠く大分からもそうですし、関東組のサポーターが来ているなかで今年アウェイでなかなか勝ててないのが現実で、今日は何とか勝ちを見てもらいたかったんですが勝てなかったことは非常に残念です。次の千葉戦(10/19@フクアリ)はしっかり勝ちを見せたいと思います。
試合内容で言えば、前半は非常に我々の狙い通りのサッカーが出来ていました。ボールを動かしながら、相手のギャップを突くことが出来ました。最後のパワーは足りなかったんですが、非常にしっかりと狙いある試合内容だった。後半になると我々の足が止まって、芝の長さや風で相手うんぬんよりも我々のサッカーが後半は全く出来ず、押し込まれてしまった。前半の内容を90分出来るように、残り試合に向けて準備したいと思っております」
Q:運動量が落ちた際の攻撃のオプションは用意していましたか?
「オプションはもちろん準備していました。しかし、状況を見ていると後半は少し前線と最終ラインにパワーがなく、押し返すことが出来なかった。うちのチャンスは相手がブロックを作ったところへのミドルシュートしかなかったので、そういうところでどういう選択がいいのかなと。スペースもほぼなく、風の影響で背後もなかなか使えなかったので」
Q:足が止まった要因を挙げると?
「ひとつは風。やはり前半と後半で明らかに違っていました。あとは芝でしょうね。我々としては完全にアウェイの戦いになっていて、このくらいの芝の長さというのは今まで経験したことがなかった。もちろんアルウィンが冬芝でやっていることもわかっていて準備もしていたが、選手の足がついていかなかった。ただ、環境の問題を言ってもしょうがないので、しっかり対応出来るようなトレーニングをしないといけないと思います」
Q:残り試合に向けて?
「一戦一戦戦うしかないですね。今日の試合が全くダメだったかと言うと、そんなことはない。逆にアウェイの中で良い戦いも出来た。しっかりと我々のコンセプトの中で戦う。あとは勝点ですね。どんな内容であれ、勝点を取っていかないといけないので、そういう戦いをしていきたいと思います」
以上