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【J2日記】富山:地元のホープ、初陣で存在感(14.10.03)

J2残留を目指して崖っぷちの戦いが続いている富山だが、前節・福岡戦では明るい話題もあった。特別指定選手として今月加入した富山第一高出身のFW中田大貴選手(新潟医療福祉大4年)のJリーグデビューだ。

82分に投入され、「とても緊張したが自分の持ち味をだそうと心掛けた」と振り返る。ロングフィードを受けて切れ味鋭いドリブルでペナルティーエリアに進入するなど、短い出場時間にもかかわらずチャンスに絡んで能力の高さを示した。安間貴義監督は「ゴールに向かう姿勢をもち、左のパンチ力のあるシュートがあり、ドリブルで個人でも打開できる。ジョーカー的な役割を期待している」。

富山第一高ではMF森泰次郎選手の1学年下。3年時の2010年に同高はU−18北信越プリンスリーグを初制覇し、翌年に創設された高円宮杯U−18プレミアリーグ参戦の権利を獲得した。今年1月の全国高校選手権初優勝につながる礎を築いた卒業生のひとりといえる。

これまでも何度か練習に参加しており、2年前には新潟とのトレーニングマッチで鮮やかなミドルシュートを決めたこともある。富山の特別指定選手は昨季、石川県の金沢星稜大に在学中だったDF内田錬平選手に続き2人目。全国的にはまだ無名だが、今後が楽しみなホープだ。今季の残り8試合でも出場機会はありそう。「地元のために頑張る。積極的にプレーしてチームに貢献したい」と話している。

以上

2014.10.03 Reported by 赤壁逸朗
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