●宮吉拓実選手(富山)
「90分間、全員がよく走った。勝点3を取るんだという気持ちだった。(前線へシンプルに送るかたちを徹底したが)そこでボールをキープできればチャンスになるし、裏に抜けて相手DFをひっくり返せばボールを失っても奪い返して攻撃の起点がつくれる。守りからアグレッシブにいこうと思って、高い位置で奪うこともできていた。あとはゴール前で点を決めるところが課題」
●内田錬平選手(富山)
「(ナザリト選手の高さへの対応がポイントだったが)後ろの3人でチャレンジ&カバーがしっかりできていた。だから安心して(競りかけて)勝負にいくことができた。無失点で守れたのは良かったが、勝たなければならない試合だったので満足することはできない」
●苔口卓也選手(富山)
「決定機を2度外した。僕のせいで勝てなかった。みんなが気持ちのこもったプレーをした。それに応えるためにも点を取ろうと思っていた。岐阜も前からプレッシャーをかけてくるチームだから、前線の3人で相手以上にやってやろうと話していた」
●秋本倫孝選手(富山)
「勝たなければいけない状況でのこの結果。試合内容は良かったが…。21位と(勝点)12ポイント差になり、もう負けられない。(今日のように)次の試合でも戦えるかどうかが大事になる。さらに状況が厳しくなる中でなにができるかが問われてくると思う」
●田中秀人選手(岐阜)
「(相手に執拗に裏を狙われて)すべてに付いていかなければならない状況で、自分も含めて後ろの4人、特に真ん中の2人はきつかった。それでも個の力で対応して最後は(GK川口)能活さんがシャットアウトしてくれた。これもチームのかたちであり組織の力だと思う。もう少し自分のところで前に運んで次の選手に渡すことができればよかったと思う。前半はバックパスが多かったが、後半は相手もプレッシャーに来られなくなってある程度は運べるようになった」
以上