●森保一監督(広島)
「今年もFUJI XEROX SUPER CUPを戦えるのを喜びに感じています。シーズン幕開けとなる試合なので、これまでやってきたトレーニングの成果を出して、その後に続くシーズンに向けて弾みがつくように戦っていきたいと思います。タイトルのかかった試合なので、タイトルを目指し、勝利を目指し戦いたいと思います」
●青山敏弘選手(広島)
「昨年に引き続きFUJI XEROX SUPER CUPを取りに挑みたいと思います。自分にとっては3度目となる大会ですが、過去の2回はタイトルを取れているので今回も森保監督の下で3年目の広島、進化した広島を見せたいと思います」
●樋口靖洋監督(横浜FM)
「FUJI XEROX SUPER CUPに出場するのは、クラブとしては9年ぶりになります。新しいシーズンを勝利で飾り、よいシーズンのスタートとしたいと思います。キャンプから新しい選手が入りましたが、準備してきたことをしっかり出して、F・マリノスのスタイルというのを打ち出して、勝ち切りたいと思います」
●藤本淳吾選手(横浜FM)
「今季は5冠というのを目標にしているので、まず明日しっかりと勝って1つ目のタイトルを勝ち取りたいと思います」
Q:キャンプなどを終えて選手補強もしてきたと思うが、どんなテーマを持って今シーズンの開幕を迎えるのか?
●樋口靖洋監督(横浜FM)
「天皇杯で優勝してからオフをとり、4週間で明日の試合を迎えます。この4週間で新加入選手がどこまで融合したかをしっかりと見極めなくてはいけないゲームになると思います。今年で3年目を迎えますが、1年目でベースをつくり、2年目で積み上げてきて、3年目は発展させること。そのために選手補強もしましたので、新しいF・マリノスの形を見せられると思います」
●森保一監督(広島)
「我々も元日まで天皇杯を戦い、オフをとって約4週間という準備期間で明日の試合を迎えますので、条件は一緒かと思います。この4週間でやってきたことを明日の試合の中で出して勝利できるようにやっていきたいと思います。その中で、これまで積み上げてきたサンフレッチェのスタイルを出したいと思っています。シーズン開幕となるFUJI XEROX SUPER CUPの中で、内容的にも出していき、そして勝利を収めたいと思います。1つのタイトルとして、勝ち取りたいと思います」
Q:昨年はリーグ戦は広島が優勝し、天皇杯では横浜FMが優勝し、そして今年の最初にまたFUJI XEROX SUPER CUPで対戦しますが、互いをどう思い、またこのカードでどんな戦いを見せたいですか?
●青山敏弘選手(広島)
「僕らにとってはリベンジという形で、非常にモチベーションが上がっています。そういう気持ちをグランドで出せたらと思います。(昨年の)最後に悔しい思いをしたので、(今年の)最初は勝ちたいです」
●藤本淳吾選手(横浜FM)
「(今季から移籍加入したので)僕個人としてはなんとも言えないのですが、チームとしては昨年のリーグ戦で広島に負けていないということなので、明日も勝って苦手意識を広島に植え付けたいと思います」
Q:改修前の国立競技場では最後のFUJI XEROX SUPER CUPになります。聖地・国立での戦いということに対する思いを聞かせてください
●樋口靖洋監督(横浜FM)
「様々な思いでと歴史の詰まった競技場での戦いですので、タイトルを取ることで横浜F・マリノスの名を刻めるようにと強く思います」
●藤本淳吾選手(横浜FM)
「監督のおっしゃった通り、最後にここで試合できることを誇りに思ってしっかり戦いたいと思います」
●青山敏弘選手(広島)
「(明日は誕生日だが)運命だと思っています(笑)。キャプテンとして、明日このカップを掲げたいと思っています」
●森保一監督(広島)
「国立競技場には個人としてもチームとしても多くの思い出があります。我々にとっては国立出戦える最後の試合になりますのでよいゲームをして、勝利して、国立競技場の思い出として刻めるようにしたいと思います」
Q:広島は森保監督就任後のこの2年間でリーグ戦では一度も横浜FMに勝っていませんし、反対に横浜FMは負けていません。しかしリーグ戦は広島が2連覇しています。複雑な関係ですが、そのことについてどのような意識を持たれているのでしょうか?
●森保一監督(広島)
「僕も過去2年間の対戦成績はもちろん認識していますし、今年はなんとしても変えていきたいと思っています。しかし横浜FMは非常に強いチームですし、そこはリスペクトしながら、我々のスタイルをぶつけて、そこで過去2年間で勝てなかったところを、FUJI XEROX SUPER CUPで、リーグ戦で、あるいはほかの大会でも対戦するかもしれませんがその大会でも必ず取り戻したいと思います」
●樋口靖洋監督(横浜FM)
「広島は長いリーグ戦を戦い抜く力を持っているチームだと思います。それがリーグ連覇につながったのだと…。対戦するにあたっても、独特のスタイルを前面に出して戦ってきます。そういう面で非常にリスペクトしています。それに対して、自分たちのスタイルを貫くということが就任してからの2年間の方針としてやってきたことです。リアクションになることなく、自分たちのスタイルを貫く、それが結果に繋がってきました。今年もお互いのスタイルを貫き合うようなゲームをしたいと思います」
以上