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【第93回天皇杯 準々決勝 広島 vs 甲府】試合終了後の各選手コメント(13.12.22)

●西川周作選手(広島):
Q:後半の柏選手のシュートは、やられたと思いました。
「あのシーンでは、とにかく動かないように心がけました。普通なら逆サイドへのシュートも考えられたのですが、他にもコースが空いていたし、ギリギリまで我慢しましたね。何も考えずにうまく反応できました。前半からボールがなかなか自分の方に来ないので、とにかく集中力を保つことを心がけていました。リーグ優勝した自信なのか、1点をとられた後も落ち着いて試合に入ることができましたし、点が入らない時間帯も我慢強く守れました」

Q:水本選手が『シュウちゃんはいろんな意味でデカイから、止めてくれた』と言っていました。
「そうですか(笑)」

Q:PKは自分の舞台だと言ってましたね。
「はい。自分の見せ場であり、自分の仕事です。味方は90分間走ってくれたし、身体を張って戦ってくれていた。だからこそ、何としても勝ちたかった。広島に来て天皇杯は2回目の出場だったし、ここで貴重な経験をさせてもらいました」

Q:PK戦は、抜群の存在感でしたね。
「PKを外した選手はみんな、僕と目を合わさなかった。精神的にも有利だと、自分では思っていました。最後に止めたシーンも一度はやり直しになりましたが、その後も相手選手の目は泳いでいたので絶対に止められるという自信がありましたね。ホームだったし、たくさんのサポーターの方が後押ししてくれたことが、圧力になったと思います」

Q:PKの時は目を合わせるんですか。
「はい。僕は相手の目を見ますね。それは駆け引きですし、楽しんでやっています。相手の精神状態があまりよくないのであれば、そうやって圧力をかけてトドメを刺すんです(笑)」

Q:本当にサポーターの声援は凄かったですね。
「広島では初めてのPK戦。ああやってすごい圧力をかけてくれて、すごく心強かった。本当に感謝しています」

Q:サポーターが一気にゴール裏に動いてくれたことは、わかっていた?
「はい。自分の後ろまで動いてくれているのは、わかりました。僕は1人じゃないって感じましたね。サポーターの後押しのおかげで勝てましたし、この恩返しとして、残り2つを勝って、最後にみんなで喜びたい」

●佐藤寿人選手(広島):
「水本選手からいいパスが入ってきたし、イメージ通りにシュートは撃てました。無理をしてでも前を向かないと決められないと思っていた。そこでいいトラップができたので、決めることができましたね。今日は朝起きたら、岡ちゃん(岡崎慎司選手)が2得点と大活躍していた。それによって、いいイメージを持てたし、ゴールに向かう姿勢をインプットできた。
とにかく、勝ててよかったです。天皇杯・熊本戦以来のゴールになりましたし、久しぶりに決めた喜びがありました。ただ、守備を固められていた中で最後はPK戦になってしまいました。できれば、90分で決めたかったし、それができる強さを見せられるようになりたい。
PK戦は、ホームのサポーターがいい雰囲気をつくってくれて、勇気づけられました。だからこそ、次の準決勝でもいい準備をして、勝って決勝に行きたい。国立を紫で染めたいです。
準決勝の相手はF東京。リーグ戦ではホームで悔しい負け方をしてしまったし、その借りを返したい。ナカジ(中島)さんとやれるのも、このメンバーで試合ができるのも最後の大会。しっかりと勝って、ファイナルに行きたい。そのためにも、F東京という第一関門を突破したいですね。
コンディションは別に悪くない。ベンチに控えている選手もいい準備をしているので、全員で戦っていきたい。総力戦で戦います」

●森崎和幸選手(広島):
Q:素晴らしい活躍。脱帽です。
「そんなことないですよ(笑)。みんなが頑張った結果です」

Q:前半のミドルシュートは決まったと思った?
「いいところにいったかなと思いましたが、あまり入る気はしなかった。その後の(石原)直樹のシュートは入ったかなと思いましたけど」

Q:相手のカウンターが鋭かったが、危ない場面には必ずカズ選手がいました。
「僕がというより、チームとして、みんながしっかりと戦えていた。先制できたので、相手が前に出てこないといけなくなったし、途中まではいい展開でした。ただ、失点シーンの時間帯も悪かった。あれがなければもう少し楽に勝てました」

Q:試合前日、敵は自分たちにあると言っていましたが。
「みんなの気持ちは入っていたし、『必ず元日に決勝までいって、天皇杯のタイトルをとりたい』という思いが、強く出ていました。次の試合では、コンディションももう少し、上がってくると思います。そうなると、もっと自分たちのサッカー、クオリティの高いサッカーが出せる。次の試合がまた楽しみです」

Q:延長に入ってからボールを支配する中で、中央への攻撃を意識していた。もう少し外を使ってもいいかなと思ったのですが。
「相手は自陣で5−4のブロックを固めてきた。サイドも使いたかったですが、そこもフタをされていたし、そこからクロスを上げるにしても、ウチには高さがない。だから何とか中でこじ開けながら、連係から3人目の動きで抜け出すのもありかなと思っていた。それも狙いながら、こぼれ球を拾ってそのままシュートというのもあり。結果論ですけど、とにかく攻めるのが難しかった」

Q:若い2人(野津田・浅野)が入ってきて、4−4−2になりました。
「システムが変わっても、やり方自体は変えずにやろうと思っていた。我慢しながらどこかでワンタッチを入れないと、相手のブロックはこじ開けられない。何回も何回も、繰り返し繰り返しやっていた。得点をとれればよかったですが、ただ最悪、PK戦でもいいと思っていました。ウチには(西川)周作がいますからね。PK勝ちでも勝ちは勝ち。強いチームの証拠だと思う。まずは準決勝に勝ち上がれたことがよかったです」

Q:次に勝てば決勝です。
「今度は相手のホームのようになってしまいますが、ウチの関東サポーターもたくさん来てくれると思います。まずは次の試合に勝って、決勝に行く。僕は2回、元日の決勝を経験させてもらいましたし、若い選手にもあの舞台を経験させたい。もちろん、経験だけで終わるのではなく、タイトルを取る。今日勝っても、まだ何も手にしていません。最後に天皇杯を掲げるまでは、気を抜かずにやりたいと思います」


●河本明人選手(甲府):
「(甲府のゴールシーンは)崔誠根がクロスを上げてきたので、来るなと思ってバックヘッドをしようと試みた。自分には当たらなかったけれど、振り向いたら入っていました。やれることはやったけれど、(チャンスに)決めていればという想いはあります。今日は悔しい。達成感はあまり感じない。120分までみんなで戦えた分、勝ちたかった」

●三幸秀稔選手(甲府):
「監督には『(守備は最低限やって、後は)思いっ切りやってこい』と言われて、ピッチに出ました。もう少しタメを作って、(前線に)上がろうと思っていたが、バランスを崩したくないという部分が大前提でもありましたから」

●水野晃樹選手(甲府):
「(PK戦は)GKが動くのを見て、蹴った。結果として外したから、それが全てです」

以上
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