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【第93回天皇杯 準々決勝 広島 vs 甲府】森保一監督(広島)記者会見コメント(13.12.22)

●森保一監督(広島):

「形はどうであれ、(勝利し)次の準決勝に進めたことはよかったと思います。
本当に難しい試合でした。J1優勝を果たしてから、先週はトレーニング量も決して多くはなかった。フィジカル的にも厳しい。祝賀ムードで覆われた中で、優勝後のメンタル面での切り替えも難しい。選手はしっかりと切り替えてくれたけれど、やはりリーグ優勝にかけていたから……。メンタル・フィジカル、両面でよくやってくれました。
前半に先制した後、追加点をとる決定的チャンスもあっただけに、そこをモノにすればもっと楽に勝てた。ただ、前半の終わりに失点し、後半も受け身になりがちな流れの中でも失点を最少に抑え、何とかPK戦にもちこんでの勝利。今年最後のホームでのゲームに勝って、サポーターに感謝の気持ちを伝えたかった。PK戦の末ではありましたが、勝利できたことは本当によかった。1年間、ありがとうございましたとサポーターの皆さんには伝えたい」

Q:PK戦は、サポーターの声援と西川周作選手の存在感が、相手のミスを誘ったように見えますが。
「サポーターがゴール裏に集まって、相手にプレッシャーをかけてくれました。(西川)シュウはもちろん、いい圧力をかけてくれたし、それも確かに(甲府の)ミスにつながったと思います。とにかく、チーム全体としてベスト4に行くんだ、決勝に行って勝つんだという気持ちというか、タイトルへの願いが勝利につながった。クラブ・サポーター、広島に関わる全ての人たちの力や想いが、勝利につながったと思います」

以上
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