●小倉勉監督(大宮):
「久しぶりに勝利でき、選手たちの頑張りに感謝したいと思います。どちらに転んでもおかしくない試合展開で、互いにチャンスを作りながら得点できない中で、しっかり耐えるところは耐えてセットプレーを含めてしっかり取れるところで取れたのが勝因だと思う。今までの流れからすると、2点目を取ってからすぐピンチがあって、ああいうのがオフサイドでなく入っていたら試合がどうなるか分からなかった。それでも今日は、清水選手もJリーグ初出場で、僕は期待していたが、予想以上に良いプレーをしてくれて守備の安定感が出て良かったと思う」
Q:すごく気持ちのこもった良いゲームだったが、こういうゲームが今までできなかった要因は?
「それが分かったら8連敗はしていないが、ホーム最終戦ということで選手たちがやってくれたということと、橋本選手が10年間大宮でプレーしていたわけだが、過去9年間、僕らはあと2試合勝てば最高勝点の45を達成できる。今までの最高は44なので、大宮の歴史を塗り替えていこうと新たな目標を立ててやってきて、先ほども選手に話したが、ラスト1試合しっかり勝点を挙げて目標を達成したい」
Q:難しい状況で監督を引き受けられて、ここまでなかなか良い戦いができなかったのは?
「一番は僕の力のなさだと思っています。サッカーというのはつくづくメンタルのスポーツだと思うし、選手たちの自信を回復させる一番の良薬は勝点を取ることで、それがなかなかできない中で試合を重ねてしまったのが一番の要因だと思う」
以上