●小倉勉監督(大宮):
「熊谷に1万人近いサポーターが来てくれたのにもかかわらず、残念ながら勝てずに申しわけない気持ちです。日頃から、こういう(勝てない)状態にもかかわらず一所懸命応援してくれる皆さんに一つでも勝点を届けたかったが、私の力不足でそれができなかった。
試合は前半、最初と最後に失点してはいけないというのがサッカーのセオリーだが、そのしてはいけない時間に失点してしまった。それで後半のゲームプランが狂ってしまった。とはいえまだ45分あるので、切り替えて、得点さらには逆転のチャンスはあると送り出した。選手交代もしたが、大分の一勝にかける思いをチーム全体に感じた。我々も一所懸命にやったが、大分がそれを上回った。残り5試合、天皇杯もあるので、一つでも勝点を重ねられるように、次は得点を取りたい」
Q:決定的なチャンスや見どころが少なかったように思うが?
「おっしゃる通りです。後半は何本かあったが、前半は大分が高いラインで、高い位置からプレスをかけてきていた。それは大分がずっと貫いていた形で、点が入ったらああいう形になると分かっていた。そういう形でも、シュートまで行くとか、もっとコンビネーションを使ってサイドを使うとか、そういう練習でやってきたことがなかなか試合では出ないもので、今日もこういう形で練習でやってきたことを出せなかった。そこが反省点です」
以上