本文へ移動

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第37節 G大阪 vs 富山】プレビュー:昇格へのラストスパート! G大阪、4試合ぶりの白星なるか?!(13.10.20)

天皇杯3回戦を挟み、2週間ぶりに開催されるJ2リーグ。ガンバ大阪はホーム・万博記念競技場にカターレ富山を迎える。

34節の松本山雅戦での引き分けから、35節の愛媛FC戦、36節の栃木SC戦と、3試合続けて白星のないG大阪。昇格決定を目前にして足踏み状態が続いている。ただ、直近の天皇杯・3回戦、大宮アルディージャ戦ではPK戦の末に敗れはしたものの、「守備での修正はできたし、攻撃についてもチャンスこそそう多くはなかったけれど形は作れていた。あとはその攻守のバランスと結果の部分でうまく噛み合っていけば」と長谷川健太監督。実際、栃木戦での4失点に代表される『守備』面での課題については、大宮戦での120分間を無失点で終えたことにも表れているように改善の兆しはある。富山戦はその守備をベースに、チャンスをいかに得点へと結びつけられるかだろう。
「確かに結果は出せていませんが、練習から意識高く取り組めているし、選手全員がこの状況をポジティブに捉えて、勝つにはどうすべきかを考えながらサッカーをやれている。これをやり続けることがチームとしての力に変わっていくという手応えもありますしね。あとは作り出したチャンスをどれだけ結果に繋げられるか。大宮戦ではラストパスや、その前のパスが通っていれば2〜3点入っていてもおかしくない展開だったと思いますが、そこがサッカーの一番難しいところでもありますから。僕自身も含めて、チャンスを確実に結果に繋げていくことで結果を獲りたい(MF宇佐美貴史)」

注目は21節の徳島戦で負ったケガのため長きにわたって戦列を離れていたMF倉田秋だ。36節の栃木戦で約3ヶ月ぶりの戦列復帰を果たしたMF倉田だが、続く天皇杯3回戦も含めて、2戦黒星が続くなど彼にとっても悔しい結果が続いている。だが、今節は復帰後初のホーム戦。復帰を待ち望んでいたファンの前で、彼らしいパフォーマンスを発揮するとともに。復帰後初の白星をつかみ取ってほしい。
「僕が復帰をしてから、まだ白星がないし、攻撃も思うように作れていないですから。僕自身もボールを持った際にパスを選択することが増えてしまっていて、自分らしいドリブルでの仕掛けも少ないと感じているので、そのあたりは意識しながらプレーしたいし、何よりチームが勝つためのゴールが欲しい。また、ここ最近は先行される試合が多いですから。スタートから迫力を持って試合に入り、全員で押し切るサッカーをしたいと思います(MF倉田秋)」

対する富山も苦しい終盤戦が続いている。35節の福岡戦で4-1と勝利し『6戦勝ちなし』の状況に終止符を打ったが、36節の熊本戦に再び1-2と敗れ、下位から抜け出せずにいる。ただ、途中加入のFW白崎凌兵も早々にフィットした中で、今季のチーム最多得点を数えるFW苔口卓也とのコンビネーションも試合ごとに充実をみせるなど、プラス材料はある。実際、熊本戦でも敗れはしたがシュート数では相手を上回っていたことを思えば、あとはチャンスをいかに結果へと結びつけるかだろう。但し、それ以前に、ホーム戦でも4失点を喫した攻撃力のあるG大阪が相手だということを考えればこそ、熊本戦のように前半、早い時間帯での出ばなをくじかれるような失点は避けたいところ。まずは相手の攻撃力への対応を徹底しながら好機をさぐり、ゴールへと繋げたい。

以上

2013.10.19 Reported by 高村美砂
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

J.LEAGUE TITLE PARTNER

J.LEAGUE OFFICIAL BROADCASTING PARTNER

J.LEAGUE TOP PARTNERS

J.LEAGUE SUPPORTING COMPANIES

TOP