V・ファーレン長崎は13日、平戸市営総合運動公園で三菱重工長崎サッカー部との練習試合を行った。この日は心地よい秋晴れに恵まれたこともあり、長崎の練習試合としてはおそらくこれまでで最も多い400人以上の観衆が競技場を埋め尽くし、本土最西端の平戸の町はV・ファーレン長崎フィーバーに沸いた。
会場には憧れのJリーガーを一目見ようと詰め掛けた子供たちの嬌声が響き、選手たちもいつもとは異なる県北でのプレーを楽しんでいるようだった。当日会場入りしていた長崎の岩本文昭専務が「もう少し早く告知ができればよかったが、こんなにたくさんの人に集まってもらえて嬉しい」
と話すと、高木琢也監督も「平戸は本当に良い街。V・ファーレンもオフは県内をツアーすれば面白いかも(笑)」とアイデアを明かした。
なお、この試合には重工の選手として、かつて長崎に所属していた加藤寿一選手や田上渉選手も出場。九州リーグ時代からのファンにとっても嬉しい試合となった。
2013.10.15 Reported by 植木修平