●長谷川健太監督（Ｇ大阪）：
「雨の中たくさんのサポーターが応援してくれて、選手が本当にその期待に応えたんじゃないかと思います。いい入りができたし、追加点、だめ押しと、試合展開も非常によかった。何より、最後まで集中してゼロでおさえたのもよかったと思います。長崎に敗れてここ２週間、選手たちといろいろトレーニングしながらやってきて、選手もそれを感じながら、最後まで集中力切らさずに戦ってくれたと思います」

Ｑ：５得点のうち、宇佐美選手が２点に絡みました。評価を。
「今日は点を獲るだけじゃなくて守備のところも非常に、取られても自分で追って取り返すというシーンもありましたし、ボールがあるときないとき、関係なく非常に集中してプレーしてくれた」

Ｑ：加地選手のアクシデントで星原選手をサイドバックに起用しました。今日のパフォーマンスについての評価を。
「健太は本当によくやってくれた。水戸戦ということもあって、期するものもあったかもしれないが、フィードにしてもクロス対応にしても、１−０という難しい状況で出たのですが最後までよく集中してやってくれたと思います」

Ｑ：加地選手のケガの具合は？
「今のところわからないです。膝がどのくらい…本人的にはそんなに痛そうな顔をしてないですが、診断を待ちたいと思っています」

Ｑ：代表帰りの二人を下げずに、最後までピッチに残した。下げるという選択はなかったですか？
「その選択肢はなかったです。藤春も天皇杯で、全身痙攣気味になって、今日も最後クロスを上げたあと、また足がつっている素振りをしていたのでその心配もあったし、二川も最後までもつかどうかというのもありましたし、結果的に最後までやってくれましたが。特に遠藤は打撲を抱えていて、本来ならある程度でお疲れさまといいたいところですが、いま、諸々の事情で代えるにはいたらなかった」

Ｑ：阿部選手が攻守の切り替えのところでハードワークをした。また川西選手を投入した意図、評価を。
「阿部は、前回天皇杯でも期待を込めて先発で使ったのですが、彼自身も納得するようなプレーができなかったと思いますが、そういう期する想いがある中でどこまでやれるかを見てみたかった。翔太に関しては非常によく、特にトレーニングゲームで結果を出して、使ってあげたい思いがあったのですが、なかなか状況的に使えない中で、今日は活きるだろうと思って使った。期待に応えてくれた」

Ｑ：残り９試合、３位との勝点が離れてきた。昇格に見えて星勘定はされていますか？
「いや、星勘定して長崎に負けたので、今日も水戸に勝つことだけを考えていました。ずっと言い続けているように、あと２試合できちっと勝って７５というところまで勝点を積んで、残り７試合で（昇格を手中に）収められるように、次の松本戦に向けてもしっかり準備していきたい」

以上