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【J2:第33節 岡山 vs 松本】反町康治監督(松本)記者会見コメント(13.09.15)

●反町康治監督(松本):
「岡山が、今日ホーム100試合という記念すべき日で、非常におめでたいと思っています。我々にとっては悔しい結果になってしまいましたね。ほんの少しの差だと思うんですが、ほんの少しの差が、ちょっとずつあると、全体的にこういう広がった差になるのかな、っていうような結果、内容だったと思っています。ただ最後、何とか1点をもぎ取ろうという姿勢は次に繋がると思いますし、足踏みしましたけれども、逆に言えば足元を見ろというメッセージだと思いますので、また足元を見て出直したいと思います。
どっちに転んでもおかしくない試合でしたけれども、カウンターとセットプレーというわかりやすい形でやられたのは反省しなければいけないと思いますし、台風が過ぎて晴れた天気のようなチームになれるように頑張りたいと思います」

Q:セットプレー、カウンターという失点の場面で、ゴール前をフリーにしてしまった。逆に松本がそういうシーンを作れなかったのは、岡山の走力が原因でしょうか?
「走力というより、言い方を変えると集中力かもしれないですね。攻めてる時に、岡山の3バックがしっかり準備しているのに対して、我々は後手を踏んでいると。準備してるんだけれども、ではボールが来た時にどう対処するか。そういう話もずっとしてるし、でもそうは言っても、今までそういうケースはそんなになかったんですよ、今まできちんと対応できてたんです。だからそれはもしかすると飯田がカード3枚もらって怖がっていたのかもしれないですし。最終的にはそれで何度もチャンスを作られていますから、まだまだ足りないってことですね。同じようなケースを作らないために、我々スタッフがいるわけなんで、しっかり研究してやらなければいけないと思います」

Q:残り9試合になった現状を踏まえた上で、今日の敗戦について。
「残り何試合っていうのを僕はまったく考えていない。なぜかっていうと、ほかのチーム次第ということもありますからね。次の試合は、次の顔になりますから、そのために準備を100%していくということです。全体を見据えて占い師みたいなことはできないですよ。我々はただ現状の立場、順位を考えた場合には勝点3が必要なことは間違いない。引き分けでもだめですから。もちろん負けたらもっとだめですけど」

Q:後半はCKが多く、岩上などキックの上手い選手がいるが、決めることが出来なかった。今日のセットプレーの課題は。
「岡山は、ゴールを固めて、キーパーを含めてゴールに3人入って、ゴールを守るという姿勢なんですね。岡山は一昨年、コーナーからシーズンで十何点失点した反省をもとに、昨年から守り方を変えて、今までも3失点しかしていない。今日4失点目になりましたけどね。5失点目、6失点目を狙うために我々は準備してきたわけですが、取れなかった。準備した中で何度か歓声が沸くシーンはありましたが、キーパーの反応が良かったりとか、先に触られてもゴールを守ればいいんだという開き直りの精神はあったと思いますね。我々は最後もう一歩足りなかったということになると思います」

Q:今日のメンバーの中で、1週間が空いた影響は。リズムが狂ったとか…。
「それは見てもらったところで書けばいいと思いますよ。2週間空いたからってバケーションを与えたつもりはないし、きちんとトレーニングしてました。練習試合もありましたので、その点は問題ないです。休ませたというより、少し休息を取らないと、疲弊して大きなケガを誘発する可能性のある選手がたくさんいた、ということですね。シーズンも30試合やってくれば、当然どこかにたまってくるものはある」

Q:次のゲームがガンバ戦。今日がベストメンバーという印象ですが、来週までに突き詰めていくには何が必要か。
「ガンバだからって特別何かできるならとっくにやってます、そしたら前期も勝ってますよ。西の横綱もいいとこなんですから我々は正面からぶつかていきます。こんなに連勝できたのが珍しいというか驚きなくらい。連勝中も言ってましたが、別にそんな大きな差はないわけです。ちょっとした差をどう埋めるか、どう最後に足が出るか。今日は残念ながら向こうが上だったという感じがしました。最後の2点目も、うちの一歩が早ければあんなふうにならなかったと思います。カウンターも一歩うちが先にボールに触っていれば、ああならなかった。そういうところの差です。簡単に言うと、新聞の見出しを作るんだったら、気迫の差が出た、って書いといてください」

以上
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