●長谷川健太監督（Ｇ大阪）：

「ホームで勝点３をとれずに非常に残念です。たくさんのサポーターが来てくれた中で、アウェイ２連戦の後のホームだったので勝点３を取りたかった。若干、立ち上がりがよくなかったものの、その後はリアクションも悪くなく前半のうちに１点返せたし、後半もチャンスはなんとかつくったが、終盤はお互いに、という感じになりましたが、勝点１に終わったのは残念です。ただ、選手は最後まで勝点３を取ろうと、よく戦ってくれた。折り返しまでラスト１試合、いい形で折り返せるように、前半戦最後の徳島戦、これで家長とレアンドロは累積で出れませんが、残りの選手できちっと戦っていきたいと思います」

Q:立ち上がりよくなかったところは具体的に？
「岡山のプレッシャーが非常に速かったところでなかなか前にボールを運べなかった。（前から）来ることはある程度わかっていたと思うのですが、点の取られ方がよくなかったかなと思います」

Q:レアンドロ、家長選手がイエローカードで次は出れないということですが、試合後に何か声を掛けられましたか？
「二人仲良く揃ってもらうことはないだろという話はしました。レアンドロは本当によくこの半年やってくれたと思います。ガンバとの交渉がうまくいかないということは、ある程度、５月の終わりくらいには決まっていた中で、モチベーションが落ちてもおかしくない状況だったと思いますが、本当に最後までこのチームのために頑張る、と。実際、代表選手がいなくなったここまで４試合、本当によく頑張ってくれた。本当に彼には感謝したいと思っています。家長にもどうする？という話をしました。来週もう試合に出れないので、これで戻るなり、どうするんだ？　という話をしたら、本人が最後までみんなと一緒に練習をさせてくださいということだったので敢えて具体的な話はしなかった。ただ、レアンドロは火曜日に来て終わりになるんじゃないかなと。最終的にはクラブと本人が話して決めますが、全体で顔合わせて最後になる可能性はあります」

Q:岡山の印象について。宮崎でも練習試合もしたし、影山監督は大学の後輩でもありますが。
「非常にアグレッシブで真面目なチーム、ああいう形で先制されたら苦労すると思っていたのですが。最後まで集中力切らさずに、よく岡山の選手も戦ったんじゃないかと思います。後半、もう少しスペースが空いてくるかと思ったが、残り１５分は彼らも得意としていると思いますし、そう言う中でお互いチャンスがあり、最後までゴールを目指す姿勢は両チームとも出せたと思います。誰がという選手がいる訳じゃないが、チーム全体、影山監督の元まとまっているチームだと思います。今シーズンは最終的に上位にいくんじゃないかと思っています」

以上