鳥取市を代表する観光地と言えば、砂漠を思わせる雄大な景色が広がる鳥取砂丘。6月2日、その砂丘の景観を守るために、ガイナーレ鳥取の選手・スタッフと、ファン・サポーターから募集したボランティアが集まり、砂丘の除草活動が行われた。
選手は前日の松本戦に先発した11人中7人が参加。
鳥取砂丘の除草活動は、すべての草を抜いてよいわけではなく、本来の砂丘植物はそのままに、外来種の雑草のみを抜くという作業となる。抜いても問題ない草を見つけるのに、選手たちも最初は悪戦苦闘していたが、時間が経つにつれて手つきも慣れ、少しずつ作業のピッチも早まっていった。
約1時間の除草活動を終え、チーム唯一の県内出身者である住田貴彦は、「ガイナーレ鳥取の試合を見に来ていただくだけでなく、鳥取県を代表する観光地である鳥取砂丘にも、多くのサポーターの方々が足を運んでいただけるとうれしい」とコメント。今後も砂丘の除草活動は継続して行っていく予定で、杉本拓也は「僕はゴールキーパーなので、ガイナーレのゴールとともに、鳥取砂丘の環境も守っていきたいです」と決意を語っていた。
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2013.06.13 Reported by 石倉利英