本文へ移動

J’s GOALニュース

一覧へ

【NON STOP J2】-J2のススメ- 平繁龍一(群馬):「背番号10」、「エースストライカー」、そして「主将」。(13.06.06)

★【NON STOP J2】 -J2のススメ- 紹介選手一覧
---------------------------------

今季の群馬は秋葉忠宏新監督のもと新加入15選手を加えて新たな船出を図った。新指揮官は約1カ月半のトレーニングをみた上で新主将を決めた。2月末の新体制発表会で新キャプテンに指名されたのは、広島から移籍してきた若きストライカー平繁龍一だった。それは意外とも言えるチョイスだった。

平繁は多くを語る選手ではなく、キャプテンシーを前面に出すタイプではない。そんな平繁にキャプテンマークを託すことを決めた秋葉監督は「あいつはシュートを外してもまったく動じない。あの強いメンタルがチームには必要だった」と理由を説明。平繁は、「背番号10」、「エース」、そして「主将」の3つの役割を背負って開幕を迎えた。

群馬の初勝利は、平繁のゴールによって導かれた。第4節ホームに横浜FCを迎えたチームは前半19分に平繁が移籍初ゴールを決めて先制に成功。後半は数的不利の戦いを強いられたもののチーム一丸となった守備で凌いで1−0。ヒーローインタビューに立った平繁は「アキさん(秋葉監督)がキャプテンに選んでくれたので、初勝利は自分のゴールで届けるつもりだった」と胸を張った。

第4節までは1勝3分と順調なスタートを切ったチームだったが、5節以降は勝てない試合が続き痛恨の6連敗を喫してしまう。この連敗を止めたのも平繁だった。第11節徳島戦、群馬は57分に先制を許したが58分に平繁のヘディング弾で同点に追いつくと、62分には逆転弾を流し込んで4−1の勝利に貢献。ストライカーの役割を果たした。

平繁は第12節松本戦、第15節G大阪戦でもゴールを決めて第17節までにチームトップの5ゴールをマーク。J2得点ランクでも8位タイ(第17節現在)となる活躍をみせている。そしてゴール後には必ず、広島時代の先輩・佐藤寿人と同じコーナフラッグパフォーマンスを実行。ストライカーとしての道を教えてくれた佐藤寿人への感謝を表現している。

チームは2勝目を挙げたあと白星を奪うことができずに第12節から6試合連続勝利なし。主将としてチーム低迷の責任を痛感している。

「自分がもっと多くのゴールを決めてチームを引っ張っていかなければいけない」。

平繁はチームの苦境を救うためゴールを狙い続ける。これを乗り越えたとき真のストライカーへと変貌を遂げる。

以上

■6月の試合情報
6月8日(土)J2 第18節 富山 vs 群馬(14:00KICK OFF/富山チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
6月15日(土)J2 第19節 群馬 vs 山形(19:30KICK OFF/正田スタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
6月22日(土)J2 第20節 熊本 vs 群馬(19:00KICK OFF/うまスタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
6月29日(土)J2 第21節 群馬 vs 札幌(19:30KICK OFF/正田スタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード

2013.06.06 Reported by 伊藤寿学

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

J.LEAGUE TITLE PARTNER

J.LEAGUE OFFICIAL BROADCASTING PARTNER

J.LEAGUE TOP PARTNERS

J.LEAGUE SUPPORTING COMPANIES

TOP