●ネルシーニョ監督（柏）：
「次の試合がこのグループリーグの３試合目、アウェイの２試合目になるということで相手の水原を分析してきています。非常にタフなゲームになることは間違いないと思いますが、良い結果が残せるという大きな期待を持っています」

●工藤壮人選手（柏）:
「直近の国内リーグの試合でも、しっかりと勝つことができ、韓国の試合に臨めることは非常に嬉しいです。この試合に懸ける意気込みもチーム全体で高いので、明日の試合を早くやりたいと思っています」

Q:ここから連戦が続いていますが、Ｊリーグとの選手の入れ替えは頭にありますでしょうか。
ネルシーニョ監督：
「我々は”今年のマラソンの準備”をしてきています。もちろん選手たち、我々チーム全体がタフに乗り越えられるという自信を持っています。ただ、今選手たちにも話しているんですけど、我々が最も大事にしなければならないのは目の前の試合ですから、頭と体を目の前の試合のためだけに研ぎ澄ませて準備をする。そういうふうにACLもＪリーグも戦う。今の質問に答えられるとしたら、そういう答えになります」

Q:工藤選手にお聞きします。Ｊリーグでは昨年、今年とたくさんゴールを決めていますが、ACLではまだノーゴールということは自分の意識にあるのでしょうか。
工藤選手：
「ACLでゴールを取れていないというのは僕自身もしっかり理解していますし、ゴールを取りたいという気持ちはありますけど、全てはチームのために守備も攻撃も全力を尽くしたうえでゴールを取れればいいと思っているので、そこに関しては特に悲観しているということはないです」

Q:アウェイの韓国のＫリーグのチームが相手になります。これがグループリーグの山場だという考えはありますか。
ネルシーニョ監督：
「全ての試合が非常に重要な試合だと思っているので、今我々が持っている２連勝したというアドバンテージを大きくするため、明日水原に勝つと、そういう意味では大事なゲームだと思います」

Q:水原の印象と、気をつけなければいけない点は。
ネルシーニョ監督:
「チームの特徴としては、ポゼッションとカウンターの両方を兼ね備えていると思います。個人というよりはチーム力で今のチームを作っている、良いチームだと思います。我々がこのチームを相手に気をつけなければいけない時というのは、彼らが良い距離を保ちながらサポートが付いている時。中央からもサイドからもある。それをできるだけスピードアップさせないようにニュートラルに持っていけないと考えています」

Q:明日、鄭大世選手が試合に出た時に、Ｊリーグで活躍しましたし、柏戦で５ゴール決めていますので、そういう部分に関してはどのようなお考えですか。
ネルシーニョ監督:
「彼はワールドカップの経験、それからＪリーグでの強豪チームでの経験、水原でのプレーはまだ私どもは分析し切れていませんが、彼の能力と特徴は捉えていますし、明日の試合では彼のプレーの質を落とさせる、そういうふうに努めなければいけないと思っています」

Q:今年、クレオ選手とキム チャンス選手を移籍で獲得しました。その選手の評価と明日の試合に出場する可能性を教えてください。
ネルシーニョ監督:
「まずクレオは（怪我のため）メディカルの方で見てもらっています。彼も能力の高い選手ですからチームの中で大事な役割をこなしてくれています。キム チャンスに関しても能力の高い経験豊富な選手で、最近腰の痛みから復帰したばかりで、チームとしても重要な選手ですから、しっかりと判断して使っていきたいと思います」

以上