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【J2:第6節 京都 vs 徳島】大木武監督(京都)記者会見コメント(13.03.31)

●大木武監督(京都):

「勝っていれば、割と落ち着いて上手く入っていったと言えた様な立ち上がりだったと思います。案外、落ち着いて上手くボールを受けて運ぶ様な感じがあったんですけど。一番の問題は、なかなかブレイクできないというか、最終ラインまでなかなかボールが渡らない。相手の最終ラインを突破するという状況にはならないという感じはありました。ただ、中盤付近までは落ち着いてやっているなという感じはしました。ただ、やはり問題は中盤のところまでボールは運んでいるんですけど、ウチの選手が自分たちのマークを切って、相手の最終ラインをブレイクしに行った時にミスが出たり、そこで相手に取られるという状況になった時に、相手のマークを切っていますので、その辺りでカウンター気味になる様な状況はあったと思います。そこが一番の問題だったと思います。
前半が終わった時に、最終ラインのところをブレイクしないと、カウンターを受けて、攻撃を受けてしまうという話をしました。マークを切るのならしっかり通すということ、そこのクオリティを上げていくということ。ただ、ゲームの中でクオリティを上げると言ってもなかなか難しいので。ちょっと前半、福村の辺りが空いていたので、そこに一本入れて、そこから縦に入る様な状況が出来ればという感じがしましたけど、向こうも太田くんが怪我をして、少しポジションが変わってですね、後半に入ってそういう感じにはならなかった様な気がします。ただ、トップの高崎くんのところ、それから津田くん、大崎くんの2シャドーのところ、そこはウチの出来が悪いというよりも、やっぱり相手の方がパワーで上回っている様な感じがあったというか。それはなぜかというと、ウチの攻撃が途切れてしまって、そこで、縦に出された時に、高崎くんに対してシャットアウトする様な状況が、前半から後半の途中までなかなか出来なかったという感じがすごくしています。そこで時間を作られて十分、津田くんとか大崎くんとかが上がってくるスペース、時間を与えてしまうという状況がでてきたと思います。その辺りで後手を踏んでいたと思います。ただ、2点を取られた後、こっちも少し前ががかりには行ったので少しは押し込んだ様な形になったんですけど、時既に遅しですね。1点は返しましたけども、2点、勝つには3点取らなければならない状態、それにはなかなか届かなかったということです。2連敗してしまいましたけど、ゲームは続きますのでね、次、是非勝てる様に準備したいと思います」

Q:中盤で運べていたがミスも多かった様に見えたが、その辺りは。
「今言った通りですね、そこが問題だったと。そこが一本抜ければもう少し違った形になったというところ。だからそれを辛抱強くやるか、それを違う形で取っていくのかというところだと思います。(中盤で取られたのは相手の問題か、それとも自分たちの部分か?)自分たちの問題もありますし、相手のプレシャーもあります。でも相手のプレッシャーがそんなに強いとは思いません」

Q:三平選手を入れて、ポジションにも手を入れたと思いますが、交代の意図については?
「配置はそんなに変わってないですね。相手が3バックの1トップ、2シャドーの様な形ですね。ですから、ウチが一番初めに切ったのが、酒井をアウトにして福村を真ん中に入れて、左のアウトサイドに駒井を出したという形ですね。サイドバックのままなんですけど、相手が1トップ2シャドーで、駒井が誰と戦うかというと、藤原くんですね、後半変わりましたので。そことやればいい訳ですね。すると4バックと言っても、やりようによっては少し高めにも取れると。そんな感じで、まず酒井のところを横谷に代えて、ヨコ(横谷)を今度、前に入れて。後ろはそのままですね。今度、ヒロキ(中山博貴)を切ってヒロキの所にアンちゃん(安藤)をそこに持って来て、2シャドーを抑える感じで。三平を逆のサイドバック、つまり駒井と同じポジションにして、その中で点を取りに行く。ただまあ、三平を右に置いたんですけど、最後はいいプレーしたんですけど。左にいた時にですね、もっと三平にボールを入れる様な状況を作っていけばよかったんですけど、なかなかそれも上手く出来なかったですね。1本、PK取ったところは、ヨコからだったと思いますけど、あんな形が最後、左から行った時にはもう少し狙いたかった」

以上
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