●朝日大輔選手（富山）
「今季は勝つことにこだわってやっている。勝点３を取れてうれしい。（得点の場面は）ＣＫに（足助）翔が飛び込んでくれて、あとはプッシュするだけだった。次は中２日での試合になるが勝ち続けてもっと良いサッカーができるようにしたい。5000人もの来場があった中で勝つことができてよかった。これでまた足を運んでもらえたなら価値のある勝利といえる」

●足助翔選手（富山）
「（先制点の場面は）０−０の緊迫した状態だったので（朝日）大ちゃんが詰めてくれてありがとうという気持ちだった。（キム）ヨングンが良いボールを入れてくれるので、僕らは勇気をもって飛び込むだけ。大ちゃんもそれを分かっていて、あの場所にポジショニングしている。みんなが役割を果たしての得点だと思う。選手は志高く、昇格争いに絡むつもりでやっている。その意識によってプレーにも変化が表れてきていると感じる。これからも結果にこだわりながら、みんなでチームをつくりあげていく」

●キム ヨングン選手（富山）
「たくさんのサポーターの前で勝ててうれしい。セットプレーは練習通り。僕自身はシュートが少ないので、どんどん狙っていきたい」

●ソ ヨンドク選手（富山）
「グラウンド状態は良くなかったがビビらずパスを回していこうとみんなで話していた。それが今季のやり方だから。ただ前半は後ろで回すことが多かった。後半は裏も狙いながら、アップダウンのあるカターレらしい試合ができたと思う」

●森泰次郎選手（富山）
「前半はプレスをかけてくる選手を相手にし過ぎて前を選択するパスが少なかった。今季はつなごうとしているが、つなぐことが目的になってはいけない。相手の弱いところを自分たちで見つけて突けるようにならなければ。次も勝ちます」

●西川優大選手（富山）
「前半から裏は狙っていた。ボールが出てこなかったので流れに従ってパス回し中心になったがシュートまでいくことができなかった。ハーフタイムには監督から最終ラインに仕掛けるようにきつく言われた。ボールを引き出せるように動き出しやタイミングを考え、後ろとの連係を向上させたい。こうやって勝った中で課題を抽出して次に向かえるのはよいこと」

●村上巧選手（愛媛）
「グラウンド状態もあってボールコントロールが難しく、相手のプレスを恐れてチャレンジするプレーが少なかった。しっかりつなぐのが自分たちのコンセプトだが、前にシンプルにボールを送ってもよかったかもしれない。相手の状態をみながら選択していけるようにしたい。シュートが３本だったように攻撃でやり切るシーンが少なかった。そこはやり切れるようにしないといけない。（前節に続きセットプレーで失点したが）相手をフリーにはしていない。体の寄せであるとかさらに修正していきたい」

●石井謙伍選手（愛媛）
「前半の立ち上がりはボールも回せていて支配できていたが、途中から守備のところで前から行けなくなった。押し上げることができず、攻撃に転じた時に長い距離を走らなければいけなくなった。運動量や攻守の切り替えの部分の勝負になることは分かっていたが…。自分たちはこれからのチーム。課題を見つけて次に向かう」

以上