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【2013Jリーグキックオフカンファレンス】大東和美Jリーグチェアマン挨拶(13.02.22)

●大東和美Jリーグチェアマン:

本日は2013Jリーグキックオフカンファレンスにようこそお越しいただきました。誠にありがとうございます。Jリーグのチェアマンの大東 和美でございます。

新しいシーズンを迎え、毎年こうして開幕前に皆様に御挨拶をさせていただいておりますが、これだけ多くの方にご参集いただけることが何よりの喜びです。今年も、素晴らしい年を迎えられることを確信しております。

まずは、長年にわたり、協賛いただいているトップパートナー各社の皆様を始め、多くのご支援をいただいております関係各社様、そして、ファン・サポーター、テレビ、新聞、雑誌、ウェブ等のメディアの皆様、全ての方々より変わらぬご声援を頂戴し、深く感謝いたします。

1993年に誕生したJリーグは、おかげさまで、20周年を迎えました。皆さんの記憶に残る、あの国立競技場での川淵 三郎初代チェアマンの開会宣言から、20年の歳月が流れたことになります。日本のサッカーは、1921年に日本サッカー協会が設立されてから、92年の歴史を重ねてきました。その中で、1993年のJリーグ発足が一つの大きな節目でした。
その後、4回連続のFIFAワールドカップ出場。オリンピックには5大会連続出場を果たしました。2007年の浦和レッズ、2008年のガンバ大阪と、アジア・チャンピオンズ・リーグで2度の優勝も果たしました。日本サッカーの成長は、Jリーグの成長とともにあったと言えます。今では、Jリーグの全40クラブが、30都道府県にまで広がりました。そして2013年4月下旬にも、J1・J2通算1万試合を迎えるという節目の年でもあります。

今年も昨年同様、J1が18クラブ、J2が22クラブの40クラブでスタートいたします。開幕を告げるFUJI XEROX SUPER CUPは、サンフレッチェ広島と柏レイソルの対戦です。そして、J1リーグ戦は3月2日に、J2リーグ戦は3月3日に開幕致します。3月20日はヤマザキナビスコカップの開幕も控え、2013シーズンも全国各地で熱い戦いが繰り広げられます。
今年のトピックスですが、J2においては、V.ファーレン長崎を新たにJリーグのメンバーに迎えました。

Jリーグの20年。三浦 知良選手は、1993年の開幕から現在も現役として活躍しています。そして、開幕当初にはまだ生まれていなかった選手たちも、今のJリーグでたくさん活躍しています。また、過去にJリーグで選手として活躍され、今は監督あるいはクラブ経営者になられた方もいらっしゃいます。20年を経て、Jリーグの姿も少しずつ変化してきております。Jリーグを創り、歴史を彩ってきた彼らの姿に、今年もぜひご注目ください。

Jリーグは、この20年間で急成長を遂げたのは確かですが、我々は、その歩みを止めることはできません。
例えば、スタジアム。ガンバ大阪やJリーグ入会を目指す長野市が、2015年の完成に向けてサッカースタジアムを着工する計画がございます。川崎の等々力陸上競技場も2015年に向けてメインスタンドの建て替え工事をスタートさせました。磐田のヤマハスタジアム、徳島のポカリスウェットスタジアムも改修工事をしております。お客様にとって魅力のある、そして安全・安心な施設の整備が、継続的に進んでいます。

話は少し変わりますが、昨年より新たに始めたことに、アジア各国との連携があります。これは、アジア各国との共存共栄をはかり、世界におけるアジアのサッカーの地位の向上を目指したものです。タイ、ベトナム、ミャンマーは2012年にパートナーシップ協定を締結しました。その他の各国とも、個別に協議を進めております。
これらの国々とは、具体的に、
(1)地上波&有料放送によるJリーグの露出を増やして、Jリーグに触れる機会を増やす取り組みを行っています。
(2)サッカークリニック、セミナー等のイベントを実施しています。2013年のキャンプを、4クラブがタイで行っています。
その他、ASEAN各国の選手がJリーグで活躍するというシーンが、将来的にはあってもいいのではないかと思っております。

これからのJリーグが目指すもの。
「アジアチャンピオンズリーグ タイトル奪還」
「FIFA クラブワールドカップでの優勝」
これまでの20年間で、ワールドカップ連続出場、オリンピック連続出場など、夢のような実績を残してきましたが、もっと貪欲に、新たな目標を追及してまいります。そのための具体的な施策として、ACLに向けたサポートプログラムを4年ぶりに立ち上げ、出場4クラブに対して財政的、人的サポートを実施することを決めました。

Jリーグが全国に広がりつつある中で、準加盟申請をして、Jリーグを目指したいというクラブも増えております。地域に根差したスポーツクラブを全国に広げ、多くの人々がスポーツと触れ合って生活できる環境をつくっていきたいというJリーグの大きな理念を実現していくために、私どもはこれからも議論を重ねてまいります。

最後になりますが、Jリーグと各クラブは一体となって、東日本大震災復興支援活動を、今年も引き続き継続いたします。「決して忘れない」という強い意志をもって、チカラをひとつにしてまいります。

本日ご参列の方々におかれましては、本年も引き続き、Jリーグをお引立ていただけますようお願い申し上げまして、私の挨拶と代えさせていただきます。

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