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【ニューカマー・レコメンド】思い出に残る愛された選手。ケガからの復活に期待:黒津勝(川崎F→横浜FC)(13.02.09)

2013シーズン始動!ニューカマー・レコメンド
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最大の特徴はそのスピードで、川崎ではジュニーニョとともにチーム内で1,2を争う身体能力の持ち主だった。ストライカーというポジション柄、ゴールを奪う事が最優先の仕事になるが、早さを生かした前線からの献身的な守備でも会場を沸かせる事ができる選手である。過去には相手GKにプレッシャーをかけてミスを誘い、ゴールを奪ったこともある。

J1での総得点数自体は26得点と平凡なものだが、記憶に残るゴールを多く決めてきた。プロ2年目のJ2時代の2002年に決めたキャリア初ゴールは、それが公式戦初出場かつ、その試合でのファーストタッチだったという逸話はよく知られている。またカップ戦にも強さを見せており、2009年のACLではラウンド16のアウェイのG大阪戦で試合を決める3得点目を奪いチームを準々決勝へと導いている。

その真面目さと身体能力の高さもあってクラブからの期待は高く、加入以来付けていた24番の背番号を2007年から7番に変更。ストライカーとしての一本立ちが求められた。しかし、33試合で8ゴールを上げた2010年を最後に、川崎Fでは出番を失ってしまう。

2011年はリーグ戦1試合に1分間の出場。2012年はリーグ戦3試合で9分間。数字だけを見れば、プレーヤーとしての下降線をたどっているようにも思えるがこれには訳がある。2011年は、開幕直前の紅白戦でアキレス腱を負傷。症例が殆ど無い珍しいケガだったこともあり、復帰までに1シーズンを要した。また再起を期して臨んだ2012年も序盤からケガを繰り返してしまい、ほぼ1シーズンを棒に振る。本人はもちろん、チームメイトやサポーターの「ケガさえ治れば」という思いとは裏腹に、2シーズンを通してケガに泣かされ続け、このシーズンを前に戦力外となった。

ケガさえなければまだまだ十分に活躍できるポテンシャルを持つ選手だ。川崎Fでの悔しいこの2シーズンを新天地で払拭して欲しいと思う。

以上

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★新シーズンの開幕を告げる大会が今年も!★
FUJI XEROX SUPER CUP 2013
2013年2月23日(土)13:35キックオフ/国立
サンフレッチェ広島 vs 柏レイソル
チケット好評発売中!

2013.02.08 Reported by 江藤高志

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