2011シーズンの最優秀育成クラブ賞に選ばれた東京Vが、副賞として贈られた宮崎牛でバーべキュー大会を行いました。
ジュニア、ジュニアユース、ユース、そしてトップチームと、男子のヴェルディ全カテゴリー(育成選手:約110人、トップ約30人、スタッフ・コーチ・その他約50人)が参加し、“肉”をモリモリ食べまくり!副賞の最高級宮崎牛50kgの他、クラブとして鶏肉15kg、豚肉10kg、焼きそば15kg、ソーセージ400本、豚汁200人分、白飯60kgという大量の肉&ご飯類は、約2時間であっという間に完食となりました。
最初はジュニア、ジュニアユースの子供たちから食べ始めたのですが、その間、なんとオフにも関わらず参加したユース組は「ウェイティング」。美味しそうな肉の焼けるニオイに食欲を刺激されまくりながらも、まだかまだかと待っている姿が微笑ましかったです。
そして、トップチームが練習後に合流すると、子供たちは大喜びでトップ選手のところへ行き、たくさんの質問を投げかけるなどして交流をはかっていました。それに対し、トップ選手も楽しそうに答え、『東京ヴェルディ』という、“一クラブ”として非常に良い交流の場となりました。今季クラブがスローガンとして掲げる『One』の、1つの形とも言えるのではないでしょうか。
小学生から高校生までの育成の子と、トップチームの選手が一堂に会せる環境。接することのできたトップの選手に憧れ、トップでのプレーを夢に抱きモチベーションが高まる。これこそが、まさに東京ヴェルディが『最優秀育成クラブ賞』を受賞した所以であり、伝統として受け継がれてきた、「育成組織からトップチームまでが同じ敷地で練習できる環境」だからこそできる、最高の形だと改めて実感せずにはいられませんでした。
もう1つ嬉しかったのが、顔面骨骨折で入院していた巻誠一郎選手がすでに退院し、この場で一緒に食事できるほどまでに回復していたこと!!驚きとともに、チームにとっても非常に明るい話題となりました。その巻選手は、やはり子供たちに大人気。瞬く間に囲まれていたのですが、その小学生たちに対し、「お前らのおかげでこの美味しい肉が食べれてるんだよ。ありがとうね!」と、きちんとお礼を言っていました。さすが、巻選手の人柄がよく表れているのではないでしょうか。
育成出身の飯尾一慶選手も、この受賞を非常に喜んでいました。
「素晴らしいことだと思います。美味しい思いもできましたし(笑)、良い若い選手が育ってきている証拠だと思うのでよかったです。これからもどんどん良い選手に育ってもらって、いつかトップで一緒にやれる日がくればいいなと思っています。これだけ良い選手が育っているんだから、あとは僕たちトップがJ1にいないと。そこで活躍すれば、もっともっと注目してもらえますからね。今年は、(高橋)祥平も五輪代表として注目されていてモチベーションが上がっています。とにかく、子供たちのためにもチームがJ1に昇格できるように全力で頑張ります」と、改めてJ1への思いを強く語って下さいました。
以上
2012.03.29 Reported by 上岡真里江
J’s GOALニュース
一覧へ【J2日記】東京V:ヴェルディファミリーが“肉”で交流!(12.03.30)
Jリーグアウォーズにて受賞した2011シーズン最優秀育成クラブ賞の副賞・宮崎牛でバーベキュー大会が開催されました。
ジュニア、ジュニアユース、ユース、トップと東京Vの男子全カテゴリーが参加し、肉をモリモリ食べまくりでした。見ていて気持ちがイイ!!
用意されたのは、宮崎牛50kgの他、クラブとして鶏肉15kg、豚肉10kg、焼きそば15kg、ソーセージ400本、豚汁200人分、白飯60kgと大量でした。
今季トップに昇格した育成出身の田中貴大選手も、顔見知りの後輩たちに囲まれて楽しそう!
練習後に合流したトップの選手たちも、食べる食べる!ジョジマール選手、アレックス選手も美味しそうに頬張っていました。
巻選手は、お肉をもらえた要因である小学生たちに「ありがとうね」と、しっかりお礼を言っていました。
育成出身の飯尾一慶選手も、子供たちと記念撮影!「将来、一緒にサッカーがやれたらいいね」と、アドバイスを送りました。
今季ユースの看板3選手!左から前田直輝選手、中島翔哉選手、高木大輔選手。今季もぜひ受賞できるよう、活躍を期待しています!
高級宮崎牛だけあって、脂たっぷり!!調理してくれた食堂スタッフもビックリしていました。