●西紀寛選手（東京Ｖ）:
「（得点シーンは）アベちゃんのシュートが良かった。詰めてて良かったです。
でも、チームはもっと良くなると思います。そのまだ良くない中で勝てる点が取れたことはよかったです。今日はあまり前線に起点が作れなくて、簡単に攻めすぎたという感じがありました。また勝てるよう、点が取れるよう頑張ります」

●小池純輝選手（東京Ｖ）:
「（阿部選手のゴールをアシストして）少ない出場時間の中で点に絡めたことは良かったです。阿部ちゃんに決めさせたかった。僕たちは同じ’87年コンビというのもあるし、ヴェルディのエースは阿部ちゃん。エースが点を取らないとチームもなかなか乗ってこないので、そういう意味でもアシストできてよかったです。
僕が入った時間帯は、もう周りも疲れていて苦しい展開だったので、とにかく自分でしかけたり、どんどんシュートを打って攻撃を終わらせることを強く意識していました」

●和田拓也選手（東京Ｖ）:
「（決定的ピンチを救ったシーンは）たまたま飛んできました（笑）。
今日は、逆サイドが（高橋）祥平だったし、積極的にしかけられるなと思っていました。チームとしても前半でリードできてよかったです。ただ、後半点が取れない、ゴールまでの形が作れなくなってしまうイヤな時間帯が毎試合どうしてもできてしまう。今日も、自陣でプレーさせられてしまう時間がけっこうあって、そこでシュートで攻撃を終わらせたりしてラインを上げるとかができれば良かった。チームとしての意識が合っていないなと思う部分なので、これからみんなで話し合って改善していかなければと思います」

●柴崎貴広選手（東京Ｖ）:
「（好セーブができて）良い流れが作れてよかったです。1敗はしましたが、3月の開幕月を勝ち越せてチームの流れとしては悪くないと思います。4月も試合がたくさんあるので、どんどん良くなっていけばと思います。
後半、押し込まれる展開がありましたが、リードされている相手が攻めに出てくることは予想していましたし、最後まで自分たちのリズムだけでできるわけないことはわかっていたので、そんなに焦りはありませんでした。ラインが上げられなかったことで、受け身になってしまった部分はありましたが、そんなにやられる感じはしませんでした。ただ、危ない時間帯を失点しないで凌げたからこそ、あの追加点が生まれたと思います。
今日は、巻君のためと、GKコーチの誕生日でもあったので、どうしても失点０で抑えろと言われていました。きちんと果たせて、チームも勝ててよかったです」

●松下裕樹選手（草津）:
「ボールを動かしながらやりたかったのですが、なかなか思い通りに動かすことができませんでした。後半は、長いボールを入れて、そのセカンドボールを拾ってという形で上手くいきだしたのかなと思います。僕としては、やはりボールを動かしながらのサッカーがやりたいですが、結果をとるためには、長いボールを使った形と、理想とする形とを使い分けていく必要があるのなかと思います。相手がどっちを嫌がっているのかを見ながら、これからもやっていければと思います。
今日は、相手のセンターバックが強かったので、長いボールを入れてセカンドを拾ってという展開を狙っていたのですが、阿部選手、ジョジマール選手がボランチへプレスかけてくるので、なかなかいいボールを前線に送ることができなかった。
（3試合無得点。改善方法は？）シュートの回数を増やすことだと思います。今日も8本ですし、最近もあまりたくさんのシュートを打てていない。得点につながるためのシュートは多ければ多いほど良いと思うので。あとは、しっかりと決めて点をとることだと思います」

●後藤涼選手（草津）：
「俺が決めていれば負けてなかったかもしれない。あの（決定的な）場面は絶対に決めなきゃダメ。情けないです。せっかく良い時間の決定機で、あそこで決めていれば１−１になって、まだまだ追撃の時間は残っていた。あれは絶対に決めなきゃ。あれが決められないければ次はない、ぐらいの場面でした。本当に情けない…。
チームとしては、今日は悪くは無かったと思います。とにかく今日は俺のせい。あそこで決められないところが、今の成績につながってしまっている…相手もよく守っていたとはいえ、やはり今日は俺が決めなきゃでした」

以上