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【J2:第5節 熊本 vs 湘南】高木琢也監督(熊本)記者会見コメント(12.03.25)

●高木琢也監督(熊本):
「勝点としては、お互いに3を取り合うというゲームで、非常にアグレッシブに両チームともプレーしていたと思いますし、勝点3を取るという中でのゴールへ向かう姿勢とか、ピッチ上でのプレーには非常に満足しています。
勝点3を取るために、我々もそうですけれど湘南さんとの駆け引きも含めて、僕自身も面白かったですし、90分間を楽しむというのは少し表現がおかしいかもしれないんですけど、そういう感情的なものは残っています。
この2戦うまく勝てない中で、選手たちが気持ちを整理しながらプレーを続けてくれたことにも感謝していますし、このゲームを踏み台というかプラス材料として、次のゲームにチャレンジしていきたいと思います」

Q:後半に入って湘南が2トップ気味にしてきたことへの対応や、指示などについて教えてください。
「2トップにしたというよりも、我々の養父と原田のところに対してしっかりマークをしてセカンドボールを取るという流れだったと思うんですけれど、2トップ2シャドウ、1ボランチというふうにシステムを変えて来たのも分かっていたので、後半始まってすぐですけど、そこへの対応というのはできたとは思います。今日のゲームで言うとボディコンタクトから全てが始まって、セカンドボールを取ったか取らないかでチャンスを作っていくというシーンが多かったので、そういう意味ではセカンドボールを拾うことが前半は我々ができていて、後半は湘南さんの方がシステム変更と、あとは風の影響もあったのかなと思っています。そうなったから何かが崩れたというわけではないんですけど、やっぱりセカンドボールを奪えるか奪えないかで、チャンスが広がるか広がらないかというところに入っていったと思うので、システムによって特別なことはしてないんですが、人の配置は少し変えました」

Q:連敗して良くない状況で4連勝中の湘南を迎えるにあたって、この1週間、あるいは試合前に選手たちにどういう声かけをされたんでしょうか?
「相手が4連勝しているチームだというのは意識しないことはないですけど、そういう意味では僕が言葉をかけなくてもモチベーションは高くなると思いますし、確かに連敗しているチームと4連勝のチームでは流れや雰囲気は違うと思いますけど、過去2戦、我々はアウェイでやったゲームなので、今日はホームだということ、ホームの地の利、ホームでやることによってサポーターの皆さんの後押しの力を借りてやろうという話もして、この試合に臨みました。とにかく、90分間持たせようという気持ちは必要ないと。スタートから100%でやっていこうと。そういう風にやっていけば、例えば疲れても、さっきも言ったようにホームですし、サポーターやいろんな人たちの声援が力となって、90分やれるもんだよという話はしました。そういう意味では、最初からエンジンをかけてくれて良かったなと思います」

Q:楽しかったともおっしゃいましたが、我々も見ていてそう感じました。1試合で3ゴールというのは一昨年以来かと思いますが、シュートも多かったようですし、そのあたりの意識についてはどう捉えていらっしゃいますか?
「非常に難しい問題なんですけども、湘南さんはすごくアグレッシブな、点を取られても取りにくるというチームなので、たぶん湘南戦でなければこういうゲームにはなってないかと思います。湘南さんがああいうステイルでやってきているからこそ、こういうスコアになったし、ひょっとしたらシュート数も多かったということになるんじゃないかと思います」

Q:前半は湘南の攻撃に良さを出させない対応ができていたように感じました。まず、これが狙い通りだったかどうかということと、最終的には追いついて粘り強さを出せたと思いますが、90分を通してみた場合はゲームをコントロールできていたかどうか、ど感じていらっしゃいますか?
「まず、後者の質問ですが、ゲーム自体はコントロールできたと思います。なぜなら追いついたゲームをしたからで、追加点を許していれば引き分けも何もなかったし、きれいにまとめることがコントロールではなくて、結果としてそういう状況を作ったということが、選手たちがゲームをコントロールした証だと思います。
最初の質問について言うと、相手と我々のシステムを比べれば、完全にミラーゲームなんですよね。中盤の選手がどういうアプローチしてくるかをチェックしていたんですけど、相手の中盤の1人の選手が最終ラインに吸収されて守っている場面が多かったので、その分セカンドボールを拾えたというのが、これは後で映像を見直してみないと分かりませんけど、僕が見たところでは、それがあったからセカンドボールを前半は拾えていたのかなと思います。それを後半変えて来たので、そこを抑えられてしまったかなというのもあると思います」

以上
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