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【J1:第3節 広島 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(12.03.24)

●佐藤寿人選手(広島)
「先制点は、セカンドボールをしっかりと拾うなど、チームとしてやろうとしていることを貫いたことによって生まれた。決められてよかったと思います。あれで主導権も握れたし、リズムも引き出せました。
今日は守備もよかったし、試合の入り方もよかった。比較的いいコンビネーションで、試合を進めることができた。あとは、カウンターですね。ボールを奪った後、カウンターで手数をかけずに攻めるような、そういう鋭さが課題でしょう。
(大崎)淳矢は今日、コンビネーションも含めて、スムースに出来ていました。でも、彼はまだまだ若い。ああいうプレーを継続してできるような雰囲気を、(みんなで)つくっていきたいですね。そういうことを、もっと自分にも課していきたい。
(高萩)洋次郎が頭を使っていいポジションをとってくれるので、攻撃がいい形でできている。前3人の関係性や距離感は大きいですね。今日は淳矢がいいところで得点してくれましたけど、そこに(野津田)ガクが入ってもスムースにやれる。あそこに誰が入ってもうまくいくように、僕と洋次郎でフォローできればいいと思います。
試合を重ねていけば、そこは相手もケアしてくるだろうし、それでも攻めきれるようにしないと、上にはいけない。もっともっと高いレベルの質が求められてくる。でも、現状ではいい手応えを感じています。
J1通算100得点は、自分自身がケガなくプレーできれば、近づいてくる。でも、もっともっと、ゴールを決めなければいけない。自分自身の質をもっと高めて、常にゴールを意識した中でのフィニッシュを決めたい。そういう引出しが自分になければいけない。1試合に2点・3点とゴールがとれるように、もっともっと集中力を高めてプレーしていきたいです。まあとりあえず、“あと1点”というところまで、早くいきたいです(笑)。
前節の清水戦、自分がゴールを決めていれば、悪くても引き分けることができた。FWとして出ている責任を背負っていかなければいけないし、1試合1試合でゴールを決め続けなければいけない。次の試合でも得点を決められるように、やっていきたい」

●大崎淳矢選手(広島)
Q:前日にゴールを宣言したとおりになりましたね。
「はい。そうですね。開幕前夜に見た得点の夢は、この試合のことだったんですね(笑)」

Q:まず(広島の)1点目のところ。CKのこぼれのハイボールによく競れたが?
「はい。得意の形ですね(笑)。まあ、それは冗談ですけど、あそこの競り合いでは絶対に負けたくなかった。ゴール前だし、自分が触ることによって、誰かにチャンスが生まれると信じていたから」

Q:先発を言い渡されたのは?
「キックオフ3時間くらい前ですね。特別な緊張はなかったけれど、気が引き締まりました」

Q:自分が先発できると思っていた?
「前日の夜からいろいろ考えていましたが、確信はなかった。途中から出てもいけるように、心の準備はしていました」

Q:試合前の練習から、大崎くんに対するサポーターの声援がすごかったですね?
「燃えました。絶対にやってやろう、と」

Q:試合中は緊張感はあったか?
「いや、時間が経つのが早いなと思っていました。気づいたら、もう15分、過ぎていたから。楽しめていたんだと思います」

Q:前半、ドリブルからシュートに持ち込んだ時も、パスは考えていなかった?
「はい。ゴール前だったので。ここは俺だ、と思っていた」

Q:ハーフタイムで監督から言われたことは?
「いい位置でボールを受けられているし、引き続きチャンスはくるから、と言われました。あと、鹿島のセンターバックの裏を狙えとも言われましたね」

Q:監督の信頼は、ひしひしと伝わった?
「ここまで使ってもらっていたのに結果を出さないと申し訳ない。何やっているんだ俺、という気持ちになっていたから。だから、どうしても結果が欲しかった。点をとれてよかったです」

Q:ゴールシーン、青山選手がボールを持った時、いい位置にいたと思うが?
「センターバックとサイドバックの間でボールを受けることは意識していました。そこでいいタッチからのシュート。完璧な流れでした。実は今日履いていたのはシュウくん(西川)の文字で『黄金の右足。君はヒーローになる』と右足に書いてあるスパイクだったんです。いつの間にか、書いてくれていた。シュウくんに『書いてくれたの?』って聞いたら、『うん。これでヒーローになるから』って(笑)。そのスパイクで決められたことは、嬉しかったですね」

Q:抜け出した時は?
「ここで点を決めたら勝てる、と確信していました。気持ちで押し込んだ。ボールがゴールに吸い込まれた瞬間も見えました」

Q:今までのゴールとは、違った味がする?
「はい。いろんなイヤな声も耳に聞こえてきていたし。『広島の若手はダメだ』とか。そんなことはないってことを証明したかった。みんな頑張っているし、みんな出来る選手たちだし。そういうところも見てほしいという気持ちも強かった」

Q:新井場選手が退場になったシーンも、きっかけは大崎くんの抜け出しでした。
「はい。どんどん裏を狙っていこうと思っていたし、そこにアオ(青山)くんからいいパスが来たから。持ち出してGKとの1対1になれば、と思っていた」

Q:ゴールを決めれば飛躍できると言っていたけれど、今、ゴールを決めて改めて感じることは?
「自分の中ではかつてないほどの手応えを感じているし、自信もある。でも、それを続けないと意味はない。今日は今日で終わって、これからも頑張ります。とにかく、森保監督に感謝したい」

●青山敏弘選手(広島)
「アシストのシーンですか? いや、たまたまです。ぱっと(大崎が)見えたからパスを出したって感じですね。パスコースを探していて、持ち出そうかなとも思ったんですけど、無理に突っ込むのもどうかな、と思っていた。そしたら、いい具合に空いていたので。(大崎)淳矢が決めてくれたので、感謝ですね(笑)。(新井場の退場シーンの縦パスは)あれも、淳矢が縦にいい意識を持っていたので、うまく出せた。
守備では、フリーで打たせることはなかったと思う。常に前向きでディフェンスできたし。そこでぶれずに、チームとしてやり遂げられた。ただ、小笠原さんのところ(の争い)とかね……、ああいうところの球際で勝てるようにならないと、もっと上にはいけないなと自分でも思う。課題はまだまだありますよね。
前節は負けたけれど、それでもぶれずにやってきたことが、今日の結果につながった。これからも、そうありたいと思います。みんなと同じ方向を向いて、闘いたいですね。
まず大きかったのは、(佐藤)寿人さんの先制点。それがあったから、淳矢も思いきってやりやすくなった。いい守備から攻撃というシンプルな考え方にもなれた。寿人さんのゴールによって、チームも楽になれましたね。そして淳矢も、2年間くすぶっていた想いをピッチに出せたと思う。今日はあいつの日です(笑)。それが一番良かったことですね。
次に闘うF東京はモチーベーションも高い。そこに釣られて相手のサッカーに左右されるのではなく、自分たちのサッカーを最後までやり通すこと。落ち着いてサッカーをするために、しっかりと準備したい。また競争になる。そこをいい方向に持っていきたい」

●昌子源選手(鹿島)
「(Jデビューは)とにかく2失点していたので、攻撃に参加しつつ、失点はゼロでいけという指示でした。
(Q:右サイドバックに入ったが)
高校のときに1試合やったぐらい、それ以後では初めてです。いつ攻め上がっていいのか、守備のときにどちらに追いやっていけばいいのかも全然わからない状態でしたけど、とにかく点が欲しい状態だったので、上がって、少しでも前の選手の助けになればいいと思ってやっていました。結果は出ていないですけど、前に行こう、攻めようという気持ちは感じるし、2007年も開幕5試合未勝利から優勝までいっているので、みんな、まだまだ全然あきらめていない。これから僕たちもしっかり練習に取り組んで、勝てるように頑張らなければいけないと感じました。今日デビューも果たせたし、普段も紅白戦で大迫選手などとやっていて、自分の強みである1対1では、今日も負けていなかったと思う。緊張もしなかったので、それを90分間通してできるように、90分間の評価をもらえるように頑張りたいです」

●山村和也選手(鹿島)
「(自分自身は)そこまで大きなミスはしていなかったと思いますけど、2失点目のところや、相手FWに対して厳しくいくところで、いま一つ厳しくいけていなかったのかなと思います。そこが反省点です。相手の攻めに対して、行くところがはっきり行けなかった。ゴール前まで行くことはできているので、そこでもうひと踏ん張り、シュートをしっかり決めるところまで行けたら、自然と流れは良くなってくると思う。自分自身は、攻撃面でも守備面でも、もう少し強さをもってやっていけたら、失点にもつながらないし、得点にもつなげることができるのかなと思います」

●遠藤康選手(鹿島)
「(チャンスがあるのに決められないのは)プレッシャー(重圧)も多少あると思う。最下位にいるチームではないと思っているので、そういうプレッシャーもあるし、慌てているということもあるけど、もっとチャンスも作れたと思うので、あまり満足はしていません。(状況を変えるためには)どんな形でも勝つことが、一番いいんじゃないかと思います」

以上
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