●樋口靖洋監督(横浜FM):
「2012年度、マリノスの監督をやる樋口です。よろしくお願いします。今日の開幕戦、結果から見れば3対3と撃ち合いになりました。チャンピオンチームと撃ち合ったうえ、引き分けたことは、結果としては受け止めたいと思います。選手たちは最後までファイトした、この部分は評価したいと思いますし、必ず次につながる、このシーズンの我々のメンタリティを示してくれたと思っています。ただゲームの内容に関して言えば、ここまでオープンな、行ったり来たりのゲームになるとは思わなかったし、そうはしたくなかったというのが本音です。もう少しうちがコンパクトな状態を維持しながら、相手にプレッシャーをかける。それからマイボールになった時にもう少し、間、間を使って、展開できればというのが正直なところ。自分たちのコンセプトが出せたかというと、正直まだまだというところだと思います。ただ結果からいえば、最後までファイトしたところを評価して、修正して次に臨みたいと思います」
Q:今日はラッキーだったのか、意図した通りのものなのか。
「アウェイでチャンピオンチームに引き分けということは、結果としてはしっかりと受け入れられる結果だと思います。戦うというメンタリティに関しては評価したい。ただ、内容的にはまだまだだというところです」
Q:マルキーニョス選手を欠いた中で3得点を挙げたことは、どのように捉えているんでしょうか。
「今日は前線で1人1人が頑張るんじゃない。2人の距離間を意識しながらプレーしてくれと。そういう意味では大黒、小野裕二、2人の距離間で、前でボールを収める時間を作ったり、少々長いボールが多かったのはレイソルのことを分析したうえでやったんですが、実績のあるマルキーニョスがいない中でこのような形で点数を取れたのは評価したいと思います」
以上