★2012シーズン始動!ニューカマー・レコメンド
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高校時代(静岡学園)は前線でプレーしていたがU-17城福(浩)ジャパンではサイドバックで起用されて、U-17ワールドカップ(07韓国)に出場。高さはないが、テクニックとスピードと丈夫な身体を活かして海外勢と渡り合った。甲府では1年目から出場のチャンスを手にし、2年目からはレギュラーに定着。ただ、甲府でリーグ戦に4シーズンで83試合出場しているものの、意外にもプロではノーゴール。オーバーラップしてシュートを打つシーンを何度も見ているから2〜3点決めているものと思ってしまうが、実はノーゴール。「ノーゴールの呪い」とは言わないが、パンチのあるシュートが相手ディフェンダーに当たったり、枠との相性が悪かったり。安間貴義監督(現・富山監督)時代にはゲーム中にFWで起用されたこともあるくらいなので、ゴールが遠いはずはない。ストライカーではないが、清水で念願の初ゴールを決めてほしい。
定位置はサイドバックで、左右どちらでもプレーできる点は強み。右利きなので、左サイドバックの方が中に切れ込んでシュートを打ちやすいので、攻撃参加は左で使われた方が比較的多くなる。五輪代表にも選ばれているが、現時点ではレギュラー獲得は難しい状況。本人はロンドン五輪を強く意識していると思うが、それ以上に海外でプレーしたいという気持ちの方が強いかもしれない。レギュラーが約束されていた甲府でなく清水を選んだ理由のひとつには、レギュラーが約束されていないチームで競争して自身のレベルアップを図りたいという気持ちもある。長友佑都(インテル)がイタリアでブレイクしかけたときに、「長友を意識している?」と周囲から茶化されることが多かったが否定。でも、プレースタイルも似ているし、身体のサイズもほぼ同じなので意識はしていたはず。攻撃参加では(俺の方がもっとできる)くらいのことは思っていたと推測する。しかし、その茶化しが沈静化してきた頃には「本当にすごいと思う。尊敬する」と謙虚な答えをするようになった。清水では、厳しいレギュラー争いを勝ち抜き、攻守でレベルアップしてチームに貢献し、ヨーロッパのトップリーグのクラブからオファーが来る日を待ち望んでいるはず。
以上
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2012シーズンキックオフ!
FUJI XEROX SUPER CUP 2012
3月3日(土)13:35キックオフ/国立
柏レイソル vs FC東京
※同日開催 NEXT GENERATION MATCH
10:40キックオフ
U−18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
※チケット好評発売中詳細は【こちら】
2012.02.03 Reported by 松尾潤