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【2012シーズン始動!ニューカマー・レコメンド】決断を力に変えて。平井将生、勝負の年:平井将生(G大阪→新潟)(12.02.01)

2012シーズン始動!ニューカマー・レコメンド
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プロ5年目のシーズンとなった2010年。平井将生は明らかに覚醒した。
自身最多となるJリーグでの14ゴールを含め、シーズンが終わってみれば公式戦で20ゴールを挙げる活躍。外国籍FWの不調をよそに、それはまさにチームの攻撃サッカーを牽引する『エース』たる活躍だった。

それゆえ、例年以上に注目を集めて幕をあけた昨シーズンだったが、結論から言えば、ファンにとっても、また彼自身にとっても残念な1年になったと言えるだろう。『レギュラー定着』を目標に掲げる中、新加入の外国籍FWを含めたポジション争いに勝てずリーグ開幕戦はベンチスタート。与えられた出場時間はわずか1分と悔しい幕開けに。6月後半に入り、FWアドリアーノが中東に移籍したタイミングでチャンスを掴み、柏戦、広島戦、甲府戦とゴールを挙げたが、FWアドリアーノに代わる外国籍FWとして獲得されたFWラフィーニャが7月半ばに加入すると、再びサブに逆戻り。以降はほとんどの試合で控えにまわったり、ケガもあってベンチからも外れるなど屈辱的な後半戦を過ごした。
結果、終わってみれば、ゴールはJ1リーグ戦で決めた5ゴールのみ。しかもリーグでの出場時間も一昨年の1,645分を大きく下回る、924分にとどまった。

今回の期限付き移籍は、その悔しさを力に変えるための決断だったと言えるだろう。アカデミー時代から数えると9年間にわたって在籍したガンバ大阪を離れるという決断は決して簡単ではなく、それゆえ時間を要した部分もあったようだが、最後はかねてから口にしていた「自分はもっとやれる。もっと成長できる」という思いが背中を押したのだろう。新体制会見の席で口にした「もうひと花、咲かせたい」という思いは彼の素直な胸の内だったに違いない。
と同時に、「ゴール数は背番号の14くらいとりたい」という言葉も決して口先だけの言葉ではないはずだ。実際、新潟の鋭いカウンターに、彼のスピードにのったドリブル突破、シュート力がうまくはまればそれは実現不可能な数字ではない。そして、それが現実となった時、彼が話していた「環境を変えて強くなり、選手としても一人の人間としても大きく成長したい」という想いもきっと叶っているに違いない。

以上

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2012シーズンキックオフ!
FUJI XEROX SUPER CUP 2012
3月3日(土)13:35キックオフ/国立
柏レイソル vs FC東京

※同日開催 NEXT GENERATION MATCH
10:40キックオフ
U−18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
※チケット好評発売中詳細は【こちら】


2012.02.01 Reported by 高村美砂

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