1月31日、柏市内にて柏レイソルの新体制発表会が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
☆柏:年間シート販売中!
☆2012シーズンもスカパー!はJ1・J2リーグ戦を全試合放送!
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●御手洗尚樹代表取締役社長:
「皆さん、こんばんは。本日はお忙しい中、多くの方にお集まりいただき、ありがとうございます。また、日頃から柏レイソルに対して熱い熱い応援をいただきまして、この場を借りて御礼を申し上げたいと思います。
昨年、柏レイソルにとって非常に良い年でした。J1優勝、ついこの間のようでございますが、素晴らしい経験でございました。その後、FIFAクラブワールドカップに出場し、あのようなワールドクラスの大会に出られて、選手のみならず、スタッフ、フロントを含めて本当に良い経験をすることができました。本当に良い年でございました。
さて、今年はどうかということでございますが、J1リーグのディフェンディングチャンピオンということで、各チームのマークも相当きついのではないかと思っています。それからACLに関しまして、これはアウェイでございますが、大変厳しい環境の中で厳しい試合が待っていると思います。また、日程も大変厳しくもあります。厳しい厳しいと、厳しいという言葉がいくつあっても足りないくらい大変難しい条件、試練の年なのかなと思っています。ただ、その中でもレイソルは勝たなければいけない。そのために我々には何ができるのかでございますが、まずはレイソル、チーム、選手、スタッフ、みんな心を合わせ、チームの勝利のためにベクトルを合わせて行動をしていきたいと思います。それぞれがベストパフォーマンスフォアザチームとして、チームのために頑張る、そういうふうにしていきたいと思います。そういう一体感をグラウンドの中でチーム全体が良い方向へ向かっていくんじゃないかと思います。そういうことをまずお約束していきたいと思います。
もう1点、今年はレイソルとして勝利の追求の他に、新しく取り組みをしていきたいと思っています。レイソルはファン、サポーターの皆さま、それから広く社会の中で生かされている存在だと思っています。そういう社会に対して我々はサッカーを通して貢献していきたいということで、微力でございますが社会貢献に向けて少し新しい取り組みをしていきたいと思っています。いろんな意味で新しい年を頑張っていきたいと思います。3月の開幕戦からスタジアムを増築いたしまして、少し雰囲気が変わります。ただ、あの柏レイソルの財産であるサポーターの皆さんと一体になって試合を一緒にやっていく姿、今年も皆様と一緒にそういうチームを作り上げていきたいと思いますので、今年も引き続きのご支援よろしくお願い致します」
●ネルシーニョ監督:
「ここで皆さんにまたお会いできて嬉しく思います。ここから我々とともに、昨年同様努力をしながら真剣に進んでいきたいと思っております。第1部を、先ほど裏で聞いていたんですが、皆さんシリアスな雰囲気だったと聞いております(笑)。その硬さをほぐしましょう。1、2、3……VITORIA!」
Q:柏レイソル、2012年のスローガンは?
ネルシーニョ監督:
「“VITORIA”、変えるわけにはいきません。良いものは続けたいと思います」
Q:発表されましたので会場の皆さんでもう一度お願いします。
ネルシーニョ監督
「1、2、3……VITORIA!」
〜新加入選手挨拶〜
●那須大亮選手:
「ジュビロ磐田から移籍してまいりました、背番号6でプレーする那須大亮です。よろしくお願いします。自分のプレースタイルとして、もちろん対人プレーや空中戦もそうですけど、皆さんに何かを感じ取ってもらえるように熱いものをプレーに還元できるかと思っていますし、チームの力になればと思っています。今年から応援よろしくお願いします」
●渡部博文選手:
「皆さん、こんばんは。栃木SCからリカルド ロボを引き連れて帰ってまいりました渡部博文です。今年はインフルエンザではなく、この場に立つことができて嬉しいです(笑)。僕の特徴は高さを生かしたプレー、インターセプトやビルドアップ、そういうところを見てほしいと思います。今年は昨年に引き続きリーグ優勝、それから今年からチャレンジするACL、他にも様々なトーナメントがありますので、皆さんのサポートが必要になります。今年1年間、また熱い応援をお願いします」
●リカルド ロボ選手:
「皆さん、こんばんは。私の名前はリカルド ロボです(日本語)。ここにこうしてレイソルの一員としていられることがすごく幸せです。ありがとうございます」
●福井諒司選手:
「皆さん、こんばんは。ギラヴァンツ北九州から移籍してきました福井です。自分は失うものはないので、どんどんチャレンジしてチームに貢献したいと思います。プレースタイルとしては左利きで、左足のキックには自信を持っているので、あとは人に強く行けるというところも持ち味だと思います。強く行きすぎてご覧の通りカードを貰うことも多いです(笑)。よろしくお願いします」
●藤田優人選手:
「皆さん、こんばんは。今シーズンより柏レイソルでプレーすることになった藤田優人です。プレースタイルとしては両足のキックと、誰にも負けない運動量だと思いますので、そこを見てください。とにかくレイソルのために全力で走って、全力でプレーします。応援よろしくお願いします」
●山中亮輔選手:
「ユースから昇格してきた山中亮輔です。自分の持ち味はドリブルだったり、左足のクロスの精度を見てもらえればと思っています。今年1年、1日でも早く試合に出場できるように頑張りますので、よろしくお願いします」
●川浪吾郎選手:
「皆さん、明けましておめでとうございます。岐阜ですごい経験をして帰ってきました川浪吾郎です。とにかく熱いハートでゴールを守りたいと思うんで、試合に出られるようにレイソルで頑張ります。ぜひ熱い応援よろしくお願いします」
Q:リカルド ロボ選手、自分のここを見てくれというプレーをお願いします。
「自分の得意なプレーはゴール前で得点を狙うところ。それと力強いプレーだと思います。そこを見てください」
Q:那須選手、磐田ではキャプテンを務めていらっしゃいました。経験も豊富ですし、新加入ながらチームをけん引する役割を担うと思いますが、いかがでしょう。
「自分らしさというのはコーチングであったり、人を動かすことも含まれていると思いますし、そういうことをできればいいかなと思います」
Q:柏は昨年、CKからのゴールはそんなに多くありませんでした。那須選手はCBを務めていてもゴールを挙げることが多かったですよね。
「それも自分の特徴ですし、空中戦とか、そういうところでもチームに貢献できたら最高だと思っています。貪欲に狙っていきたいと思います」
Q:渡部選手、見事ここに帰ってこられました。今日いらっしゃっている皆さまは、栃木での渡部選手のプレーをつぶさに見ていたと思います。どんな経験をしてきましたか。
「33試合出させてもらって、経験という部分で自分の中で大きな物を得ました。それから試合数にも表れている通り自信も生まれました。プレーの質も自分の中で上がったと思います」
Q:今、新たに見てほしいプレーはとは。
「今まで僕の特徴は変わらなかったんですが、その質が上がったというのを見てもらいたいと思います」
Q:栃木ではゴールを挙げていましたね。
「はい、最初の方に3点だけ…」
Q:リカルド ロボ選手、柏には同郷のレアンドロ ドミンゲス選手、ジョルジ ワグネル選手、茨田陽生選手など良いパサーがいます。
「レアンドロは非常に視野が広い。FWが欲しいタイミングでボールが出てくると思うので、ひとつでも多くのゴールを取りたいと思っています」
Q:J1の舞台でどれぐらいのゴールを取ろうと思っていますか。
「何ゴールという数字は出さないでおきます。ひとつでも多くのゴールを取りたいと思っています」
Q:栃木時代に日立台で試合をした時には、角度のないところからものすごいゴールを決めました。あのようなゴールをレイソルの選手で量産していただきたいと思います。
「以前のレイソル戦ではゴールを決めましたが、これからはどの試合でも多くのゴールを決められるように頑張ろうと思っています」
Q:福井選手、昨シーズンは北九州のDFリーダーで、私も見ていて守備の要だと感じていました。一気にJ1のチャンピオンにステップアップしたわけですけど、このオファーを受けた時、どんな心境でしたか。
「正直びっくりしましたし、でもここでこんなチャンスは滅多にこないと思ったので、チャレンジしてみようと思いました」
Q:失うものはないと仰っていましたが、自信も相当おありでは。
「失うものはないと言ったのも、皆さん多分移籍するまで僕のこと全然知らなかったと思うので、そのぐらいの気持ちでやっていこうかなと思っています(笑)」
Q:藤田選手、明治大学では林陵平選手と同僚であったことはサポーターの間では有名な話です。今回の移籍に関して林選手にご相談されたことはありましたか。
「相談は……少ししました(笑)」
Q:(林選手との)仲は良いですよね。
「仲は良いです。選手、スタッフを含めて全ての人がレイソルのためにという気持ちを持っているチームだと聞きました。林とは密に連絡を取っているわけじゃないですけど、いつも結果は気にしていました」
Q:柏はポジション争いが激しいですけど、自信のほどは。
「自分の良さをしっかり出せればチャンスもあると思うので、素晴らしい選手も多いですし、普段の練習で良いものを盗んでいけたらと思います」
Q:山中選手、ネルシーニョ監督からは以前から期待され、かなり前からトップチームに帯同していましたけど、どのようなところに期待を感じますか。
「自分は高1の冬にキャンプに呼ばれて、そこで調子が良くて、自分は左足しかない選手なので、パスの精度、クロスの精度を求められていると思います」
Q:ユースの先輩がいるトップチームですけど、可愛がってもらっていますか。
「そうですね。みんな優しい先輩しかいないんで、感謝しています。(川浪)吾郎君にもお世話になっています」
Q:川浪選手、お帰りなさい。戻ってきて変わったことはありましたか。
「今はボールを使って練習はしていないので、まだわからないんですけど、テレビで観ていて柏は強いなと思っていました」
Q:岐阜で試合に出場して、試合出場への意欲はさらに深まったのでは。
「そうですね。岐阜で試合に出させてもらって、すごい経験もさせてもらったので、ああいう経験は2度としたくないです。ああいう経験があったから良かったと言えるような1年にしたいと思います」
Q:毎年聞いていますが、サポーターの皆さんには何と呼ばれたいですか。
川浪
「吾郎で大丈夫です」
山中
「普通に山中で。でもキタジさん(北嶋秀朗)にはグアムキャンプの時に『サトル』と呼ばれました(笑)。お前の顔は『サトル』みたいだと言われて。タニ君(大谷秀和)とキタジさんしか呼ばないんですけど。普通に山中でお願いします」
藤田
「藤田でも優人でもどっちでもいいです」
福井
「下の名前も恥ずかしいので福井で。前のチームでは諒司と言われていました」
リカルド ロボ
「今まであだ名はなく、呼ばれてきたのは名前のロボです。ここでもロボでお願いします」
渡部
「チームメイトからはナベと呼ばれています。最近、増嶋(竜也)選手に似ていると言われています(笑)。結構マスと呼ばれることが多いので、しっかりナベと覚えてください」
那須
「そのまま那須でお願いします」
〜質疑応答〜
Q:レイソルの名前の意味は「太陽王」ですが、選手の皆さんは何の王様ですか。もしくは何の王様になりたいかでも大丈夫です。
渡部
「非常に困る質問です(苦笑)。僕はDFなので、FKを蹴ったことがありません。ジョルジ ワグネル選手のようにFK蹴ってみたい、FKの王様になりたいです」
リカルド ロボ
「日本人の質問には惑わされてびっくりしています(笑)。僕は家族の中でも王様でありたいと思います。妻、娘が自分をリスペクトしてくれるので、家の中では王様だと思います」
福井
「王様……ですか(苦笑)。1年間で何かのキングを手にしたいと思います」
藤田
「先に言われたんですけど、僕も家庭の中で王様になりたいです」
山中
「自分は真面目にアシスト王を目指したいです」
川浪
「僕はできればレイソルの王様になりたいんですが、レアンドロがいるので、僕はナベ君がFKを蹴る時の壁の王様になりたいです」
那須
「あの……王様にはなりたくないです(笑)」
Q:選手に話を聞きましたら、今年はACLで優勝してクラブワールドカップに出場したいという声がありました。アジア王者で出場すると南米側ではなく、ヨーロッパ側の山に入ります。もし準決勝でバルセロナと対戦した時、どのような試合を見せてくれるのでしょうか。
那須
「勝利以外考えていないです」
渡部
「僕も勝利以外考えていないです。そして(試合に)出たいです」
リカルド ロボ
「本当に難しい試合になると思いますが、その中で勝つことを考えて、勝たないといけないと思います」
福井
「メッシに激しくいきまして、封じ込んで勝ちたいです」
藤田
「意地でも勝ちます」
山中
「そのピッチに立てるように頑張ります」
川浪
「自分がゴールを守って勝てるように頑張ります」
Q:もし無人島に何か自分の大事な物をひとつ持っていけるとしたら何を持っていきますか。
那須
「迷わず家族を」
渡部
「僕は山形育ちなので、魚を取る生活ができるように銛を持っていきます」
リカルド ロボ
「僕のiPhoneです」
福井
「とりあえず水を持っていきます」
藤田
「僕も家族です」
山中
「食糧を持っていきます」
川浪
「ガムテープを持っていきます」
以上
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2012シーズンキックオフ!
FUJI XEROX SUPER CUP 2012
3月3日(土)13:35キックオフ/国立
柏レイソル vs FC東京
※同日開催 NEXT GENERATION MATCH
10:40キックオフ
U−18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
※チケット好評発売中詳細は【こちら】