本日、横浜市内にて横浜F・マリノスの新体制発表会が行われました。会見で席者のコメントは以下のとおりです。
☆横浜FM:年間チケット(ネンチケ)発売中
☆2012シーズンもスカパー!はJ1・J2リーグ戦を全試合放送!
----------
☆トークショーでのコメント
●嘉悦朗代表取締役社長:
「昨年は、チーム成績としてはACL出場権を、また経営面では、MAP13の初年度として、入場者数の大幅な増加をはじめとする非常に意欲的な売上増大計画を掲げて様々なチャレンジを行って参りました。
まずチーム成績ですが、昨年同様、いくつかの数字から振り返りをしたいと思います。
成績は5位で勝点は56。トップ3のACL出場圏内には及びませんでした。勝点差で15、勝利数にして5勝の大きな差をどうやって埋めていくかが、今年度の課題となってきます。そういった意味で、得点数と失点数が大きなキーポイントとなってきます。
失点は40とリーグ3番目に良い数字です。一時期、安定感を欠きましたが、Jリーグの中でも堅い守備、伝統的な守備の強さは残っています。しかし、やはり得点数の46は、トップスリーと比べると20点以上の差があります。やはり、この得点力20点のギャップをどう解消するか、それがひいては5勝、あるいは勝点差15を埋めていく大事なキーワードになってくると思います。
私たちはと2012年シーズンに向けて、助走を開始し、そのスピードを上げています。あとは皆さんの声援が大飛躍のための大きなエネルギーになります。
最初の踏み切りは、開幕戦です。ともに戦って行きましょう。今年もよろしくお願い致します」
●樋口靖洋監督:
「この伝統あるクラブを率いるにあたり、身の引き締まる思いでいます。
私のストロングポイントは、この多くの人との出会いから得た幅広いサッカー観と経験値、そしてマリノスの伝統を身を持って体感していることだと自負しています。
昨年はACLへの出場をあと一歩のところで逃し、皆さまには大変残念な思いをさせてしまいました。もちろん選手、スタッフも非常に悔しい思いでいます。今年こそ、ACLの出場をめざして戦っていきます。
F・マリノスに関わる全ての人の思い、これを結集し、目標を達成できるよう全力を尽くします。
そのために私がやるべきことは、チームのスタイルを構築することだと考えています。それは攻守においてイニシアティブを握りボールを支配するという攻撃的なスタイル、これを築きあげることです」
●下條佳明チーム統括本部長:
「今シーズンのF・マリノスは、現チーム状況を熟知している樋口コーチを新監督とし、Jリーグ20周年ということで気持ちも新たにスタートいたします。
昨年を振り返りますと、持ち前の守備力とハードワークで勝ち星を重ねた前半と、ゴールを量産できずに迷走してしまった後半と、非常に対称的なシーズンとなりました。改めて年間を通して、チーム力を維持することの難しさを痛感するとともに、本来のF・マリノスらしさを復活させねばならないという使命を感じました。
そのポイントは、F・マリノスらしいサッカーを明確に定義して、チームとして共有し、1年間ブレずにそれを進めていくことを考えています。また、確実に成長するためには、日々の練習の質を高めていくことです。常に練習や試合を振り返り、その課題を着実に消化していくことです。
続きまして、2012年のチームスローガンです。『ALL FOR WIN』。すべては勝利のために、を掲げました。『ALL FOR WIN』を掲げて、ACL出場権奪取を目指します」
●中町公祐選手:
「アビスパ福岡から来ました中町公祐と言います。皆さんの期待に応えられるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
●比嘉祐介選手:
「流通経済大から来ました比嘉祐介です。1年目から試合に出られるように頑張っていきたいと思います。またオリンピックがあるので、最後のメンバーに入れるように頑張っていきたいと思います。それから去年の11月15日に入籍しました。2012年5月21日に父親になる予定です。大学の卒業は無事にできます」
●富澤清太郎選手:
「ヴェルディから来ました富澤です。クラブ20周年という節目の年に地元であり、F・マリノスというチームでプレーできることを心からうれしく思ってます。チームの目標、自分の目標をしっかり達成できるように頑張っていきます」
●熊谷アンドリュー選手:
「F・マリノスユースから昇格しました熊谷アンドリューです。自分はキックが得意なので、そこを見てもらいたいです。早く試合に出られるように頑張るので、応援よろしくお願いします」
●六反勇治選手:
「アビスパ福岡から移籍してきましたGKの六反勇治です。今回F・マリノスという素晴らしいチームから話をもらって、こうやって移籍してたくさんの人の前で発表できることをうれしく思います。これから1試合でも多く力になれるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
●鈴木椋大選手:
「F・マリノスユースから昇格した鈴木椋大です。今年はチームの練習にしっかり取り組んで、早く試合に関われるように頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」
●齋藤学選手:
「愛媛FCから来ました齋藤学です。2年前ここでサッカーをしていた時は、全然力になれなかった。昨年J2ですけど、少し自信を持ちました。その自信を今年F・マリノスで自分のプレーに変えて、本当にチームが優勝できるように貢献していきたいと思います。応援よろしくお願いします」
●マルキーニョス選手:※発表会には欠席
「8年ぶりにF・マリノスに戻ってきました。2003年にF・マリノスに所属していた時に、サポーター・ファンの方たちには、とてもよくしてもらい、いい思い出ばかりをもらいたました。特に試合での、あの熱い声援は忘れません。今度は皆さんに喜びをプレゼントできるように、またF・マリノスのためにも強い気持ちを持って、戦うことを約束します。本当は皆さんの前に顔を出して挨拶したかったのですが、近く来日しますので、その時に皆さんに会えることを楽しみにしています」
以上
----------
■FUJI XEROX SUPER CUP 2012
2012年3月3日(土) 13:35キックオフ/国立
柏レイソルvsFC東京
※詳細は【こちら】