■第91回天皇杯 決勝
2012年1月1日(日)14:00 京都 vs F東京/国立
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●羽生直剛選手:
「1年でJ1に戻るということが今年の絶対的な目標だった。それを成し遂げることは簡単ではなかったし、プレッシャーやストレスは尋常ではなかったと思う。それをやりきってくれたという思いと、結果で示した監督はやっぱり凄い。京都には、リーグで2勝していますが、別物だと思っている。過去は過去。カップ戦ですし、何が起こるかわからない。今の京都はJ1を次々と倒してきてまとまりもあるし、若さもあって勢いに乗っている。難しい試合になると思う。大晦日という気分はないですね。元日決勝の舞台は、個人的にも初めての経験ですし、明日のピッチに立てることを幸せに思います」
●ルーカス選手:
「私が、元旦の国立がいいよと選手に伝えてきた真意は、簡単なことだよ。いつも元日でプレーするのは凄く気持ちがいいんだ。でも、私が伝えたのは1日まで行くことがうれしいということ。でも、今では、何も言わなくても、みんなが強いモチベーションを持っている。だからもう何も言わなくてもいいと思うよ。ACLに何度か出場しているけど、アジアに出ることは東京にとって大きなことになる。だから、東京の選手に経験してもらいたんだ。私自身は、来年が最後という気持ちが強い。そのためにも勝たないといけないね。気持ちは高揚するし、モチベーションは普段とは違う。実際にプレーする時は、いつも通りリラックスして平常心でやりたいけどね。
私は、16年間のプロ生活の中で13のタイトルを取ってきた。タイトルを取りたい。それだけのために明日はピッチに立ちたい。J1に復帰したり、J2で優勝できたことは、監督の力も大きかった。それは、私だけでなく、このチームの選手、関係者みんなが思っていることだと思う。最後は、タイトルを取って、それを大熊さんにプレゼントしたい。(髪を切ったのは)ガンバ時代、天皇杯の決勝では、いつも坊主頭でプレーしているんだ。どうカッコイイ?だから3回目になるようにしたいね」
●今野泰幸選手:
「京都は、全く違うチームになっている。危険なチームだと思う。パスを繋ぐだけでなく、コンビネーションや飛び出す選手もいる。パスの精度も高かった。F・マリノスよりもいいサッカーをしていたという印象を受けました。今は、まだ優勝するというイメージはないし、するにはまだ早いと思う。油断してはいけない。そのくらい難しい試合になると思う。ただ、自分たちのサッカーをすれば、勝つことができるという思いもある。色んな方が見てくれると思うので、最後まで諦めない姿勢を見せたいし、楽しみでもある」
●椋原健太選手:
「ルーコンが優勝を経験していて、天皇杯の試合のたびに『元旦はいいよ』って言い続けていた。そのたびに味わってみたいと思っていた。僕は、ユース出身なので大晦日をまたいで元日にサッカーをやったことなんてない。どんな気持ちなるのか、きっと最高の雰囲気になると思うし、それを思い切り楽しみたい。でも、今日が大晦日という風に全然思えない。いつもだったら、家族とそばを食べて紅白見てという風に過ごすのに、年末の雰囲気が全くないですから。でも、明日は、勝って最高の正月を迎えたいですね。大熊さんと一緒に戦えるのは明日が最後なので、明日は思い切り怒られたい。前半は、(ポジションが)ベンチ側だと思うので。大熊さんは、僕を左サイドにコンバートしてくれて、右だけでなく選手としての可能性を広げてくれた人。厳しい状況の中で監督を引き受けてくれて、こうやってJ1復帰に導いてくれた。明日は、大熊さんのためにもという思いがある。それに、新しい年を笑顔で始めたい」
●森重真人選手:
「正月気分にはならないですね。不思議な感じがします。東京には、タイトルをとるためにやってきた。明日は、そのチャンスがあるので絶対に取りたい。京都はリーグ戦の時とは全く違うチームになったという印象があります。やろうとするサッカーは変わっていないと思いますが、その完成度が違う。守備も攻撃もパスも出てくる。それに勝ち抜いてきて自信を持ってやってくると思う。決勝の雰囲気は別物だと思うので、楽しみたい。大熊監督とは明日が最後という実感がわかない。きっと、始動日になって初めてそういうことが沸いてくるのかと思う。監督を勝たせたいと思いますし、何より自分たちが勝ちたい。それに今年、こういう苦しい状況の中で1年間応援し続けてくれたサポーターのためにも、明日は国立で恩返しがしたい」
●徳永悠平選手:
「僕たちは、明日の国立にACLの出場権を取りにいく。だから勝つだけです。大熊さんとは、若い頃から一緒にやってきたし、自分自身にも、クマさんのサッカーのDNAが入っている。寂しさもある。明日は、勝って胴上げして、男にしたいですし、一緒に勝って泣ければいいっすね」
●権田修一選手:
「本当に、今日が大晦日だとは思えない。逆にそれだけ試合に集中できていて今はいい状態だと言えるのかもしれない。中2日でキツイかもしれないけど、それは相手も一緒。ポジティブに考えられるし、選手、スタッフ全員でいい準備もできている。メンバーには入れない選手のためにもやらないと。勝つことがみんなの頑張りに応えることになると思うので。勝って終わりたい。京都はスタートで躓いたけど、終盤は連勝もしているし、しり上がりに調子が上がってきたという印象がある。実際にここまで鹿島や、マリノスにも勝っているし、日本一を争う手ごわい相手だと思っている。延長、PK戦もありますが、まずは90分間のスコアで上回れるようにしたい」
●谷澤達也選手:
「決勝は楽しみです。特別な舞台なので思い切り楽しみたい。ここまできたら、相手は意識しない。いいリズムを作っていければいいですね。(工藤選手は)京都のサッカーに合っていると思う。パスもあるし、チームを落ち着かせることもできるので」
●梶山陽平選手:
「相手のビデオを見て気持ちも盛り上がってきた。でも、決勝はいつもどおりのプレーをしたい。相手は、今年2回うちに負けているので強い気持ちで来ると思う。でも、京都に負けて落ちたことはずっと忘れていない。その相手に勝ってACLの出場権を取りたい。いい終わり方なのか、始まりなのかは分からないですけどね。そうなれればいい。相手は、中山、中村、工藤選手からいいボールがでてくる。うちは、いつも通りやりたいし、球際が結果に表れると思う」
以上
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