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【東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ 京都 vs C大阪】大木武監督(京都)記者会見コメント(11.03.26)

3月26日(土) 東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ
京都 0 - 2 C大阪 (14:00/西京極/5,421人)
得点者:83' 高橋大輔(C大阪)、88' ピンパォン(C大阪)
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●大木武監督(京都):

「負けていいゲームだったとは…、言えることはないんですけども…、でも今日、選手はチャレンジしてくれたなという感じはします。次につながるゲームだったと思います」

Q:次につながるというのは、課題が見えたということも言えると思いますが、どの辺りで?
「何個かあるんですけど、もちろん、セットプレーでまた点を取られてしまった部分は何とかしないといけないなとは思います。ですが、もう少しポジティブな話をすれば、前半の20分過ぎから後半の20分、25分過ぎまで、本当、後半の20分過ぎまではハーフラインを超える場面も少なかった様な状況だったと思うんですね。その時に何本かチャンスは来たと思うんです。その時に決められなかったですね。もちろん、前半にも1本2本あったんですけど。そこ決めないと最後はああいう形になってしまうのかなという気持ちはあります。ですから、そこを決めるということですね」

Q:選手交代で安藤選手を起用した理由は?
「宮吉が外れて、次の選手が、宮吉に代わる選手がなかなか難しかったですね。伊藤優汰という選手がいたんですが、そこを出すのか、そのまま(中村)太亮を前に出して安藤を入れるのかというところを考えました。やっぱり観てみたいところが安藤のところ。それから、もう一つは太亮が前に行ったらどうなんだろうなというのがありましたので、そういう決断になりました」

Q:後半に入ってからの方がボールのつなぎがリズミカルに見えたが、ハーフタイムにどんな指示を?
「そんなに何か変わった様な指示はしていません。前半と同じ様にプレーしてくれと。前半の始め20分と終わりの25分と何が違うのか、という話をしました。その辺りを選手が分かってやっていく中で、自分たちのつながりが良くなったというのは自分たちのペースを握って行けたということが…、パスの問題とか、何かこちらが言ったからということではなくて、彼らが自分たちでゲームを作っていく中でペースを握っていったんではないかと思います。そんな中で観ている方からするとパスのつながりが良くなったと、もちろんパスのつながりだけじゃないんですけど、つながった所もあったので、その辺りでそう見えたんじゃないかなと思います。ですから、結論的に言えば、ハーフタイムにそんなに大きな話はしていません」

Q:監督は練習の時に、「連続性」…、「二つ、三つプレーを続けること」というキーワードを出していらっしゃいましたが、その辺りについてはどうですか?
「まず一番良かったのはですね、パスしたら動けとか、そういうことではなくて、プレーが切れた時にもつながっていますよね。例えば相手のゴールキック、相手のゴールキーパーが取った時、大きく言えばリスタートというんですかね。その時にもプレーがつながっている。そういうゲームができたと思います。そういう部分では良かったんじゃないかと思います」

Q:今回の試合はチャリティーということで、両チームのサポーターの応援など、どういった感想をお持ちになったお聞かせ下さい。
「沢山聞かれているんですけど、チャリティーだからということはないです、正直。要するに、チャリティーだろうが、何だろうが、ここへ来て、ピッチに立ったら全力でプレーするというのが選手だと思うので、それをそのままやってもらいたい。それにチャリティーという看板がついただけの話だと。決してチャリティーを軽んじている訳でなくて、我々ができることはチャリティーではなくて、やれることをやる…、さっきも言いましたが。やれることをやる、その中でお金が集まるんであれば、そのお金を早く被災者のために使って頂きたいと、そういうこと。もし、そのプレーで被災者の皆さんが何か励みになるんであれば、本当にラッキーではないかと、そういうことですね。言っていることが…、ちょっと…分かってもらえるかどうか、分からないですけど(苦笑)。要するに、頑張っている皆さんに対して、『頑張れ』なんて大それたことは言えないという気持ちが僕はすごく強いんですよね。被災者の皆さん頑張れ、ではなくて、『僕ら頑張りますよ』と、いうところがまず始めにくる。ですから、チャリティーだからということではなくて、やれる我々は精一杯プレーするということ。それが何か、皆さんに、こう…、波及していければ本当にラッキーだと…、それを願うしかないと…、そんな感じを受けております。すいません、何か中途半端な感じで…」

以上
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