3月27日（日）東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ Ｇ大阪 vs 神戸（13:00KICK OFF/万博）
■東北地方太平洋沖地震チャリティーマッチ〜LET'S SUPPORT OUR FRIENDS　今こそ仲間のために行動しよう！
☆チケット情報｜試合速報
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●武井択也選手：
「ホームで戦う試合ですし、少しでも被災地の方たちの支援になるようにいいゲームをして、苦しんでいる人たちに勇気を届けられたらと思います。自分たちプロサッカー選手の仕事は、子供たちやそうやって苦しむ人たちに、スポーツ・サッカーを通して勇気や希望を送ることでもある。だからこそ出来る事を…募金活動もそうだし、いい試合をすることが今の自分たちの使命だと思う。
先日、ホームタウンで行った募金活動でも、仕事帰りで疲れている人たちが足を止めて募金をしてくれたり、ガンバそのものには興味がない人も、今、日本がこういう状況にある中でみんなが気にかけて募金に協力してくれた。そうやってみんなで１つになって助け合うことの大切さを僕たちも感じたので、チャリティマッチでもスタジアムにいる全員で１つになっって被災地に力を送れたらと思います。
ただ一方でチームとしては強化の意味をもっている。チャリティだということだけではなく、しっかりとしたゲームをしなければいけないし、直近のACLに向けて、またJリーグの再開日程が決まった中で、そこに向けての強化ということをしっかり頭に置いて戦いたい」

●明神智和選手：
「たくさんの人に観に来ていただきたいし、僕たちがいいプレーをして、いいゲームをすることが被災地に向けてそれが大きな力になっていくと思う。まずはそれを意識して僕たちがプレーする事が大事だし、その上で、募金も含めて集まってもらったファンの人たちと一緒にみんなで応援しているんだということを伝えられたらと思います。
これまでのキャリアにおいても、『サッカーを見ていて元気になった』『サッカーから元気をもらった』というような声を何度かかけてもらったことはある。そう考えても僕らがサッカーをプレーすることで被災地の力になれることは、ほんのわずかかもしれないけどあると思っている。でもこういう時だからこそ一人一人ができることからやっていくことが大事だと思っているので。プロサッカー選手としてサッカーをしっかりしたいと思う。この試合は、チャリティマッチという意味も持つけど、ACL、再開日程が決まったJリーグに向けても大事な試合になる。そこをしっかり見据えて戦いたい」

●藤ヶ谷陽介選手：
「僕たちにはこうしてサッカーを出来る環境がある。そのことを幸せに感じながら、今度のチャリティマッチも戦いたいし、それによって微力かもしれないけど、少しでも被災地の方たちを元気づけられたらうれしい。先日もホームタウンで募金活動をしたのですが、個々の力は小さくてもそれが集まることで大きな力になっていくんだなということを実感した。サッカーも同じで、小さな感動の積み重ねがきっと大きなパワーに変わっていく。そう考えてもまずは自分のプレーを責任を持ってやり、チームとしても、チーム戦術を徹底した中でしっかり戦いたいと思う。ガンバとしては４月5日にはACLの試合も控えているからこそ、この一戦もそのACLの戦いにしっかり繋がるようなプレーを魅せたい」

●高木和道選手：
「チャリティマッチという位置づけの中での試合で、例えば点の取り合いになる方が見ている人にとっては面白いかもしれないとか、そもそも今こうしてサッカーをしていてもいいのかとか、いろんな思いはある。けれど、今、元気な人が何とか被災地の人たちを助けようと懸命に動いているように、僕たちサッカーを仕事をするサッカー選手も自分たちの仕事であるサッカーを懸命にプレーする事が被災地の方たちへのエネルギーになったり、元気を送ることに繋がったり…という風になれば嬉しい。
とにかくACLの試合も近いし、チームとしてしっかり共通理解をもってこの試合を戦いたいと思う。今、誰もが複雑な気持ちを抱えているというか…中国遠征の時もそうでしたが、テレビから流れてくる映像に心を痛めている人も多い。それでも、サッカーを気にかけてくれている人、楽しみにしている人、観に来てくれる人がいると思えば、僕たちはしっかり戦わなければいけない。そうやって個々の思う気持ちが大きな力になって被災地に届けば嬉しいです」

●川西翔太選手：
僕は関西出身ですが、高校は今、大きな被害を受けている地域と同じ東北地方の、青森山田高校に通っていたし、仙台にも友だちが多い。だからこそ、いろんな心配はあるのですが、僕たちが現地にいって直接的に救援活動をできる訳ではないし、それなら自分に出来る事は何かな？って考えると、やっぱりサッカーをして自分が頑張っている姿を見せるしかないというか。僕のことを知ってもらっているかは分からないけど、『青森山田高校の子も頑張っているんだな』って思ってもらえることが、もしかしたら少しでも力になるかもしれないので、とにかく一生懸命プレーするだけです。またそうして一生懸命プレーする事で、小さな子供たちがあんな風になりたいとか、頑張ろうと思うきっかけになってくれたら嬉しいなと思います。
先日、チームで募金活動をやったけど、僕はまだまだヤットさん（遠藤）のように、何かを発信できたり、自分の一言で周りを変えられるような存在ではないんだなということを改めて感じた。だからこそ、いつかヤットさんのように世の中に影響力のある選手になれるよう、僕自身もしっかり頑張らなければいけないし、チャリティマッチとはいえ、たくさんの人が集まってくれる試合になるので、そこでしっかり自分のプレーを見せたいです」

●二川孝広選手：
「被災地で頑張っていらっしゃる人、心を痛めている人、サッカーが好きな人、結果を気にしてくれている人、ガンバのことを応援してくれている人、いろんな人に勇気を与えられるようなプレーをしたいと思います。僕たちは今サッカーができること自体が幸せという状況にいますから。その幸せをしっかり自分も感じて今度の試合でもいいパフォーマンスをみせたいと思う。チームとしてもACLを睨んだ大事な試合。J1のクラブとの真剣勝負の場でもあるので、チームとしていつも通りの戦いを出来ればと思います」

以上