春分の日の3月21日(月・祝)、清水エスパルス選手会は、東日本大震災の被災者への支援を呼びかける「パルちゃん募金」の街頭募金活動を、静岡市内の3カ所で行いました。
会場となったのは、エスパルスドリームプラザ(清水区)、イトーヨーカドー静岡店(駿河区)、静岡駅ビル「パルシェ」(葵区)で、選手会からは5名が参加。またイトーヨーカドーには、アフシン・ゴトビ監督も自らの意志で飛び入り参加し、たまたま会場に来ていた買い物客も大喜び。午後に練習があるため、午前11時から1時間だけの募金でしたが、3カ所合計で1,384,868円と、非常に多くの募金が集まり、あらためてサッカーの力を感じさせてくれました。
●アフシン・ゴトビ監督
「私自身にも助けになることは何でもやるという責任があると思いますし、私はこうした活動を楽しんでいます。今われわれはひとつになる必要があります。日本は1人ぼっちではないですし、日本で働いているすべての人たちは、日本を愛し、日本のことを気にしています。これは小さなことですが、私ができることのひとつであり、この先も何かできることがあればやっていきたいと思っています」
Q:日本での生活に不安や不自由はないですか?
「何もないです。私と私の家族は元気に生きています。私はそのことを贈り物だと思って毎日生活しています。その贈り物を、人々と分かち合っていきたいと思います。いちばん大事だと思うのは、愛が癒してくれる“Love can heal”ということです。今、日本に重要なのは愛情です」
●大前元紀選手
「小さな子どもからご年配の方までたくさん来てくれて、みんなが被災者のためにお金を入れてくれるのは素晴らしいなと思いました。自分も、こういうことに積極的に参加したいと思うし、サッカーではしっかり元気なプレーを見せて、皆さんを元気づけられればいいなと思います」
●村松大輔選手
「本当に悲惨な被害の状況をテレビで見て、自分も何かしたいなという気持ちが強かったので、この場に来られて良かったです。自分に何ができるかと考えたら、サッカーができない今は、こういうことしかないと思うので。本来はサッカーで勇気づけられればいいんですけど、今はせめてもという思いで、節電とか買いだめをしないことを意識しています」
以上