本日、仙台市内にてベガルタの新新体制会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
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●手倉森誠監督:
「記者会見も去年の最終戦の川崎フロンターレ戦以降、久しぶりだなという感じです。
昨日、日本代表が素晴らしい勝ち方をしました。気持ちのこもった試合でしたが、ああいうゲームを今シーズン、ベガルタでもできればなと思い、そういったプレーができる選手を、今年は獲得できたと思っています。
去年、久しぶりのJ1では、J2でやってきたことをベースに戦いました。2年目であればやっぱり勝負したい。補強費もお願いして、こうした大型補強をいただいたと。
去年はJ1の残留争いに巻き込まれながら、3つの大会、ナビスコカップは決勝トーナメントには残りましたが、ナビスコカップと天皇杯を一気に失った週があった。そしてリーグ戦も、最後は残留争いしかなかった。そうした戦いの中で、選手層という課題があった。
今年は勝負して、もちろんリーグ戦もそうだし、カップ戦も、天皇杯も、全ての大会で上位に進出するために、今年このメンバーを獲得できたわけで、狙っていきたいと思っている。
ベガルタ仙台はいろいろ高みにふさわしいチームになるために、今年は本当に大事な、勝負の年にだと思っている。ここに集まったメンバーが活躍してくれれば、それにふさわしいクラブになると確信しています」
Q:今日のメンバー、それから今日は参加していないブラジル人2人という新加入選手を見て、改めて補強の手応え、期待するところ、そして今シーズンの目標は?
「このメンバーを見てというか、メンバーの話を聞いていて『みんなしゃべりが上手いな』と(笑)。自分も上手い方だなと思っていたのですが。あらゆる全ての面でレベルアップしていきたいという中、しゃべりの方のレベルも上がってきたと思います.
新人選手と補強選手に加え、契約延長をしてもらいたい選手が全員残ったメンバーとなった。去年の経験をした選手と、新しく来たメンバーが融合して、とにかく一戦一戦必死に戦おう。そしてより高みへ、チームを引き上げられればいいなと思っています。
とにかく、見ていてワクワク、ドキドキ、みんなに感動、エネルギーを与えられるようなゲーム、結果にこだわって、やっていきたいですし、それをやれるメンバーが、今年は揃ったと思います」
Q:今季のメンバーで、長期的に監督が目指している「仙台スタイル」を、今年はどのように変えていきたいと思いますか?
「サッカー自体は、全員守備全員攻撃で、コレクティブに戦えるチーム。その質を、どんどん上げていきたい。
人もボールも動いた中で、ピッチというキャンバスに、美しい絵を描きたいと思っています。
見ていて、どういう意図で、どういうゴールが生まれるのか(期待してしまう)というところまで、チームを成熟させたいです」
Q:センターラインが充実した印象があるが、その狙いは?
「まず、我々には去年、堅守速攻と言われていた仙台スタイルがありますが、攻撃の力を増やし、ボールを握る時間を作って、主導権を持ってやっていこうと思った時に、まずは一人一人の守備範囲を広げたいと。そのためには、センターの守備力が絶対に大事になってくるが、そこは補強で十分整ったと思っています」
(2)へ続く