本日、富山市内にてカターレ富山の新体制・新加入選手記者会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
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Q:新加入の11人を生かして、どんなサッカーを目指すのか?
●安間貴義監督
「新加入の選手にはまず、グラウンドでベストの状態で何ができるのかをみせてほしい。指導者としてグラウンドの中で答えを見つけていきたい。まずコンセプトとして、サイドを大事にして、相手の最終ラインに対してプレーすることを心掛けたい。何ができるのか、誰と誰を組ませるのが良いかなどをみていきながらやる。最近のサッカー界は本当に情報が多くて、システムや数字にはしりがちになる。だが、ポジションに命を与えるのは選手個人の仕事。与えられたポジションに自分の色を積極的に入れていってほしい」
Q:足助キャプテンの目指すチーム像を聞かせてほしい。
●足助翔キャプテン
「まずは監督が言う通り、日ごろの練習からすべてを出し合い、その中でチームがひとつになること。抽象的にはなるが、試合に来ていただいた方たちが、いい顔になって帰れるようなチームになりたい。仕事やプライベートで苦労や失敗することがあっても、カターレの試合を見ると気持ちがすっきりするんだよね、と言っていただけるような。基本としては、熱いハートをもっていること。プラスして安間さんのコンセプトや自身の技術向上を意識していけたらと思う」
Q:足助選手をキャプテンに選んだ理由は?
●安間貴義監督
「去年1年、ずっとグラウンドを見てきた。グラウンドで誰が声を掛けているのか、チームや選手をサポートしているのか。オフザピッチのクラブハウスや私生活で、誰がほかの選手を気遣っているのか。そういったところをみて、直感でキャプテンを選んでいる。これまでもそうしてきて、間違ったことはない。自信をもって選んだ。苦しい時にも先頭に立ってチームを引っ張ってくれると思う。プレーでも、DFの彼にはきつい仕事を任せることになると思うが、積極的にやってくれると信じて任せた」
Q:清原社長は3年という期間を意識しているようだが、クラブの中長期的な目標を語ってほしい。
●清原邦彦社長
「会社として正式なものではないが、わたしの考えを話します。物事のひとつの目標を達成する時間的な単位として3年間がひとつの区切りだと考えている。至近の目標として13位を掲げた。3年後の2013年には中位(7−13位)に安定して位置できるようにしたい。まず今季、とにかく中位に入りたいという目標を設定した。2年前の2009年は13位だったが、3回戦総当たりのリーグ戦でラッキーな部分もあったと思う。もう一度チャレンジして、一歩一歩、着実に当時の順位をクリアしたい。それ以上の成績になればハッピーだが、まず13位は必要最低限の目標。
来年、再来年については中位の上のほう、1ケタ台を目指すことになる。誰からも、あの順位にカターレがいるのは自然だね、と認めてもらえるぐらいにチーム力を高めていきたい。相対的にクラブ運営のほうでも、チームの位置づけに見合った体制、仕事のやり方、チームの支え方ができるようにする。地域のスポンサー、ファン、サポーターのみなさんから認めてもらえる位置を確保したい。そして2014年からの次の3年は、J1にチャレンジする期間になると思う。それをどう達成するかを話すのは時期尚早。「一歩一歩」のスローガン通りに、きょうから始まる3年間について、しっかりした足どりで、わたしたちのひとつの大きな目標であるJ1昇格に向かって着実に進んでいきたい」
以上
★新体制会見の冒頭はこちらから