12月4日（土） 2010 J1リーグ戦 第34節
Ｃ大阪 6 - 2 磐田　（15:37／金鳥スタ／15,011人）
得点者：24' アドリアーノ（Ｃ大阪）、29' アドリアーノ（Ｃ大阪）、49' 成岡翔（磐田）、54' アドリアーノ（Ｃ大阪）、56' 前田遼一（磐田）、59' アドリアーノ（Ｃ大阪）、87' アマラウ（Ｃ大阪）、90'+3 播戸竜二（Ｃ大阪）
スカパー！再放送 Ch181 12/7（火）後07:00〜
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●アドリアーノ選手（Ｃ大阪）:
「チームに貢献できたというところで、まずは（勝ったという）結果が大きい。そのなかで自分も点を取ることができました。チームにとっては本当に素晴らしい形で最終戦を終えられました。個人的にも活躍できてよかったと思います。
（1試合4得点について）自分でも驚いている。4点は、自分のキャリアでも初めてで、そう簡単に起こるものでもない。すごく素直にうれしい。こういう点をまた1試合で取れるようなことが今後もあればいいなと思います。
（来季について）自分の契約のなかで、できることを最後まで全うしたい。僕はこの街が好きだし、クラブ（Ｃ大阪）にも慣れ親しんでいるので、来年も自分としては頑張りたいが、籍がブラジルのインテルナシオナルにあるし、紙の上ではまだどうなるか分からない。そこは上の方にお任せして、自分は契約通りに頑張りたい。（他クラブからのオファーという声もあるが）自分の活躍を評価してくれていて、誇りに思う。プロである以上、自分は点を取って結果を残すことが大事。でも、まずこのチームでやってきているし、ここで継続したい気持ちはあるので。こういう時期なのでいろんな話が出るが、自分としてはこのチームで、この雰囲気でやっていきたい。仲間もいっぱいいるし、サポーターもすごく快く受け入れてくれているので。第1希望はＣ大阪で続いています。ただ、これから交渉しなければいけないので、話の流れを見守りたい」

●播戸竜二選手（Ｃ大阪）:
「こういう最終戦で、ACLもかかっている中、勝たなければいけない状況の中で、みんなで点を取って、守って、結果を出すことができました。その結果、ACLというものがついてきたように思います。自分が試合に入った時点では、残り5分くらいだったと思うけど、監督からは『ここからさらにチームを盛り上げて、魂を入れてほしい』と言われていたし、前からディフェンスとかも考えながらやっていました。
（ゴールについて）家長とはＧ大阪でも一緒だったし、彼は僕の動き出しやタイミングを見てくれていて、分かっている。僕も彼を信じて、彼が持ったときには、いち早く動き出しをして、（シュートシーンでは）トラップをしっかりして、そこから1タッチしてから、GKを見て、しっかり浮かせて決めることができました。6点目の最後だけど、チームが6点取ったのは価値があるし、僕にとってはよかった」

●キム ジンヒョン選手（Ｃ大阪）：
「（ACL出場権の得られる3位以内が決まり）すごくうれしい！　最初から僕はACLという目標を立ててここに来たし、それをここで決めることができてうれしいです。ACLとかでいい経験やいいプレーができれば、もっといい選手になれると思うし。
今日の試合は前が6点取ってくれたから。後ろは全然面白くないです（苦笑）。2失点したし。2-0は危ないというのは分かっていたし、3点目を早く決めてほしいなと思っていましたが、その前に1失点やってしまいました。でも、すぐに前が決めてくれてよかった。（今季を振り返って）ケガをする前もそんなに甘くはなかったし、ケガしてから帰ってきたあとは、ミスも多かったし、復帰直後の試合は大変だった。この1カ月は天皇杯以外、負けなしで乗り切れたけど、山形戦の3失点がなければ、リーグで一番失点が少なかっただろうし、それは悔しい。
（いい形で韓国代表候補のトレーニングキャンプに行けそう？）気持ちはいいかもしれないけど、まだ復帰して1カ月少しだし、まだ自分のプレーができていないので、これからもっと頑張りたい」

●酒本憲幸選手（Ｃ大阪）：
「（11月に入ってから）最後の4試合で4連勝しようとみんなで言い合ってから、この試合の前までに3連勝して、最終戦もホームだったし、勝ったら（ACL出場権獲得も）行けるかもしれないというなかでの試合でした。こっちは絶対勝つしかACLの可能性もなかったし、分かりやすかったと思います。
（今日の後半は失点が続き、苦しい時間帯もあったが？）いろいろ（過去のＣ大阪のことを）思い出しました……。このまま点が入ってしまったら恐いなと……。味方が点を取ってくれて、それも6点も、今季一番じゃないですかね。
（今季を振り返って）全試合ベンチなり試合に出るなりで入ることができました。そのなかで、チームでもそうですが、腐ることもなく、ベンチに入って試合に出られない人も、ベンチに入れない人も、（関西）ステップアップリーグで優勝したりもできたし、（支えてくれたコーチの）小菊さんたちの力とかも大きかったと思います。プロでやってるわけなので、腐っても自分の得にならないし、いつでもチャンスは来ると思ってやっていました。
（この1カ月は個人的にも充実していたのでは？）ベンチから見ていても、自分だったらこうしようと思っていたし、（出場した）残り試合は少なかったですが、自分の力は出せたかなと思います。
（Ｃ大阪に長く在籍したなかで、ACL出場権獲得という目標を達成できたことについて）いろいろ思い出しましたけどね……。失点した時にちらついたくらいですけど。
（今季のチームは団結力が高かったと思うが？）勢いが出始めたころから、やることもみんな分かってきたし、年上のバンさん（播戸）も練習から引っ張ってくれていたので、楽しいという感じが試合に勝つにつれ出てきましたね。
（シーズンが終わりますが？）年々早くなってくるので（苦笑）。でも、来年ACLという楽しみもあるので。今季はいい思い出になったなと思いますね」

●上本大海選手（Ｃ大阪）：
「（今季は自らにとってベストシーズンでは？）ベストシーズンですが、僕がジュビロにいたとき、出ることはできなかったけど、そのときの『ベストシーズン』（と言えるような強さ）を見ているので、全然僕にとっては、『アマチュア』かな（というくらいのレベルの）『ベストシーズン』だったと思います。僕がジュビロにいたときは、GK以外みんな日本代表だったので、あのときのジュビロを見ていると、時間の作り方もうまいし、試合の流れを見ながらの攻撃参加とかもうまかった。あのときがあったからこそ、僕の今があると感じます。ジュビロのときのチームメイトに、本当に勉強させてもらったし、本当に感謝しています。今、世代交代って周りがすごく言っていますが、（磐田での経験を考えても）何が世代交代なのか、何の意味があるのか、ベテランのプレーを若手がもっと勉強しなきゃいけないんじゃないか、もうちょっと言っていきたいし、チームでよく話し合わなければいけないと思ったりもします。
（逆に言うと、上本選手が今、そういう若手に見せる立場なのでは？）そうなんですかね？　バンさん（播戸）みたいな感じですかね（笑）。まだまだ僕は、まあ中堅くらいにしときましょうよ。チーム自体はうまくかみ合っているから、Ｃ大阪はいい雰囲気になっている。また、バンさんとか上の選手が、若手がうまく入りやすい雰囲気を作ってくれているし、そうすると若手もモチベーションも上がってくるし」

●家長昭博選手（Ｃ大阪）：
「とても大事な勝点を取れてよかった。チームが1歩成長している。6点今日は取れましたが、まだまだ反省点はいっぱいある。でも、大事な試合でこういう勝ちで終わらせれてよかった。来季について、来年のことはシーズンが終わるまで考えていなかった。目標を達成できたし、明日から休みだし、考えていかないといけないと思う。今日はプレッシャーもあり、相手のモチベーションも高かったけど、いつもどおり落ち着いて、いいゲームができた。（鹿島、Ｇ大阪の結果は）試合後、ベンチから伝えてもらった」

●乾貴士選手（Ｃ大阪）：
「（今日の試合は）祭りでしたね。試合の経過については知らなくて、交代してから見ました。山形が1-1に追い付かれながらも、そこからよく踏ん張ってくれたと思います。（ACL出場権を獲得できて）よかったです」


●西紀寛選手（磐田）：
「修正点は山ほどあるので。僕も含めて。ミスはサッカーではするもの。そこのときのバランスの問題だと思う。Ｃ大阪のように、うまい具合にぷらぷらと（前に）残っているというのも、間、間では必要だったかもしれない。ちゃんとディフェンスした割には、一生懸命みんなで攻めようとして、スイッチが入った時に人数だけ前にかかっちゃって、後ろが空いちゃってみたいな感じだったので、やられたときのイメージは。ちゃんとみんなでやろうとしていることはいいことも、ちょっと頭を使って、サボるというのではなく、間でぷらぷらして、後は後ろの人に任せて、僕は間で弾いてくれたボールを拾いますみたいな感じでもよかったのかなと」

以上