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【J2:第38節 栃木 vs 鳥栖】松本育夫監督(鳥栖)記者会見コメント(10.12.04)

12月4日(土) 2010 J2リーグ戦 第38節
栃木 2 - 1 鳥栖 (12:33/栃木グ/3,722人)
得点者:6' 豊田陽平(鳥栖)、67' 崔根植(栃木)、72' 水沼宏太(栃木)
スカパー!再放送 Ch183 12/6(月)後05:00〜
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●松本育夫監督(鳥栖):

「ここにきてコンディションが上がって、いいゲーム内容の試合が数試合あった。実は昨日の移動で渋滞に巻き込まれて、バスの中で5時間を費やし、栃木に来たのが夜の9時だった。12時半のからのゲームには悪いコンディションとなり、選手たちは非常に体が重かった。選手達は意欲的にプレーしようとしたが、体が動くいい条件ではなかった。もうひとつここのグラウンドの芝が粘っこくて非常にプレーしにくかったと。それは両チーム一緒だが、ただ我々の日頃練習している芝と違いは大きかった。べたつくような感じの芝でプレーが思うようにいかなかった。ワンタッチプレー、早いボールのパスワークという我々が目指しているところが出せなかった。選手達の気持ちが良く分かった戦いだったが、コンディションが良くなくて、グラウンドに慣れなかったことが敗因だと思う。

選手たちは1年間、J1昇格へのチャンレンジをしてくれて、前半は16試合8勝4分け4敗ということで、上位でJ1昇格争いをしていた。今年の選手たちが昨年ほとんどゲームの経験がなく、数多くのゲームをやっていない選手の疲れが途中で出た。ワールドカップ期間中にその疲労を取ろうとしたが、取り切れなかったと。その典型がキム・ミヌのオーバーワーク症候群ということで、完全にコンディションを崩したひとつの例だった。他の選手も疲れが残っていた。そこに暑さがあったから、頑張って勝とうという意欲はあったが、最後に勝ち切れなかったので、今シーズンの引き分けは12だった。ようやく疲れが取れてきた最後の6試合。今日は負けたが、そこまでは5試合負けなしだった。1年を通して中堅のポジションだったが、最後のシーズンの5試合は内容のあるゲームをしたので、今年の選手は来年ほとんど残るので、昨年から今年に入ったチームとは違う。今年のチームは来年に繋がる。来年に期待を持ってもらいたい」

Q:守備がここ数試合は安定したいたが、栃木にチャンスを作られた原因は?
「前線と中盤の守備、これが非常に悪かった。相手の中盤の選手から前線へ決定的なパスがいくつか出ると。中盤の守備がやや下がり気味に試合が進んだのがひとつのポイント。それと11番の外国籍選手(パウリーニョ)と13番の本橋をかなりフリーでプレーさせてしまったと。それはやはりコンディションの問題で、選手たちはかなり体が重かったと思う」

Q:今季目指してきたサッカーで、今日の試合で出せた部分は?
「今日のゲームでは、できた形がすくなかった。もっと早いパスワークができたチームだと思う。それと活動量も相手が上回っていた。動く量にパスワーク、相手を崩す3人目の動きに、外側から崩すことをもっとできるチームだが、残念ながら今日はできなかった。今日は最後のゲームなので、僕の方からの作戦は全く出さずに選手が思ったようにやってみなさいと。選手はやる気はあったが、戦術的なずれはあったと思う」

Q:サポーターへのメッセージを。
「本当にこの1年、心のこもった応援をしてくれたことで選手は苦しい時も頑張ってこられました。感謝の気持ちを持ってプレーさせてもらいました。残念ながら結果が届けられずにお詫び申し上げますが、ですがこのチームと選手は発展するので、J1昇格へ向けて夢を持ってチャレンジするので、もう一度ともに来年歩んで頂いてJ1昇格を実現するために頑張りますので、大変迷惑をかけますが来年もこのチームを愛して、熱い声援をお願い申し上げたいと思う。本当にこの1年間ありがとうございました」

Q:先制点が取れたので攻めきれなかったのはコンディションの部分が大きい?
「それに尽きると思う。体は非常に重かった。飛行機が遅れ、羽田から宇都宮に来るのに5時間かかった。夕食を9時から取ったので、コンディションが全てのゲームだった。最後のゲームなので勝ちたいプレーを選手はしたが、連携プレーが見られなかったし、動き出しの遅さがコンディションの悪さが見て取れた」

Q:尹晶煥コーチと2頭体制となった今季の総括を。
「まず私と尹コーチの間にサッカーのズレはなかった。今年の選手の陣容からすると仮に上がっても1年で落ちてしまうと。ですから2年、3年先にも通用するゲームとトレーニングの考え方は一致していて、トレーニングの内容、ゲーム内容や指示は全く私と一緒でしたから任せることができた。この1年間でS級ライセンスも取れそうなで、来年は、本当に尹がフルタイムで指導できる状況になったので、私の方から何も言うことはないと。ただ、アウトサイダーから見ていて、トレーニングの方法とか選手の疲れ具合とか、ゲームによったら分析もあるが、それをアドバイスできる状況にあるので、安心して尹に渡してもいいなと。今年は月・火・水・木と外に出ていて、金曜日に戻ってきて土曜日、日曜日の試合をやっていたので、本人も非常に心苦しかったと思う。そこを私が助けて、選手を成長させて、ゲームでもいいものが出来てきた手応えを感じたので、彼のこれまでの現役生活、これから学ぶことが必ず実ることが来るし、期待が出来る指導者として彼の来年の指導に関して期待している」

以上
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