12月4日（土） 2010 J2リーグ戦 第38節
岡山 1 - 2 福岡　（12:33／カンスタ／7,100人）
得点者：22' 澤口雅彦（岡山）、50' 山形辰徳（福岡）、55' 久藤清一（福岡）
スカパー！再放送 Ch185 12/6（月）前08:00〜
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●篠田善之監督（福岡）：

「今日は難しいゲームになると思っていました。それは、いろいろな状況、様々な思いを持って今日に臨む選手がいて、難しかったです。立ち上がりはよかったんですが、徐々に岡山のペースになって、自分たちの攻撃の形、意欲、前に出る姿勢が少し足りなかったです。岡山の方が切り替えも早かったし、セットプレーから失点したこともすべての面で、前半はよくなかったです。ハーフタイムに、このままじゃいけないということを選手たちがしっかり感じとって、追いついて、ひっくり返す、そのためには何が必要かということを全員でやって、結果をそのまま出してくれたことは、選手の頑張り、感謝したいと思います。難しい状況で90分間通して戦ったんじゃないかと思います。以上です」

Q: 前半・後半で修正した点は？
「切り替えの遅さ、判断の遅さという2点ですね。それと岡山のプレッシャーをかいくぐるためには何が必要か、ということでハーフタイムに修正できたことの一番はメンタルな部分でした。にここで切り替えよう、ということが出来たことがよかったと思います」

Q: 難しいゲームになると思われた一番の理由は？
「自分たちのメンタルですね。昇格が決まり、契約の問題などいろんなことを抱えた1週間だったので、難しい精神状態だったと思います。もちろん岡山のプレッシャーは速くて、受身になった部分もありましたし、プレー面でも影響が少し出たのかなと思います」

Q: 今年1年、振り返って丹羽大輝選手の存在は大きかったか？
「トレーニングからリーダーシップを発揮してくれたと思います。ただ、彼一人ではなく、それをフォローする久藤、田中といったベテランの選手の支えがあってこそ出来たんだと思っています。責任をもって全体でやってくれたんだと思います」

Q:今年を振り返っての感想。来季の展望について。
「開幕から、アグレッシブにスピーディに、というサッカーをやろうとして、よく見せることが出来たんじゃないかと思います。連敗した時期もありましたが、すべての面で意欲的に取り組んだし、やっているサッカーが間違いじゃないことを選手は感じながら出来たので、ゴール前での決定機を増やし、観ているサポーターにワクワクするようなゲームをいくつか見せることができたと思っています。まだまだ向上しなければいけない部分はありますが、年間を通して全員でしっかり出来たと思います。
来季についてはメンバーがどうなるかわからないし、契約の問題もあって、まだ何もありません。ただやるからにはJ1でも、このサッカーの質を上げてチャレンジしたいとは思います。守る時間は増えると思いますが、どの選手が残ってどうなるかがわからないので、まだわからないですね」

Q:最終戦の決勝点を入れたのが、久藤選手でした。
「ずっと言ってきてますが、彼は本当に僕を支えてくれたし、一番頼りにしていた選手のひとりで、彼には『ありがとう』という言葉しか出てこないし、僕が監督になって最初のゴールもそうでしたし、今日最後、キヨが入れてくれて、しかも勝ったことが素直にうれしいと思います」

以上