本文へ移動

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第38節 大分 vs 横浜FC】プレビュー:スタッフを含め、今いるメンバーで戦える最後の試合。今季の集大成を結果で現わすのは、どちらのチームか!!(10.12.03)

12月4日(土)J2 第38節 大分 vs 横浜FC(12:30KICK OFF/大銀ドチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
スカパー!生中継 Ch179 後00:20〜
試合速報一覧 | クラブサポーター対抗totoリーグ
ギフト券10,000円分が当たるtotoアンケート!
----------
過去最多の19チームで争われたJ2リーグも今節で終了する。8年ぶりのJ2での戦いとなった大分は、J1昇格の条件となる3枠を目指していたが、8節から続いた11戦未勝利で昇格レースから滑り落ち、下位に低迷した。終盤戦から4−4−2から3−4−3にシステムを変更し、浮上のきっかけを掴むも直近の5試合で勝利はない。その責任を取る形で皇甫官監督の退任が決まった。指揮官は多くを語らず「最終節はホームなので勝つことしか考えていない」といつもと同じ気持ちで最終戦に臨む。

今節は広州アジア大会で金メダリストとなった東慶悟、銅メダリストのキム・ボギョン、そして移籍後FWの柱としてチームを引っ張った河原和寿を3トップに据える。最後まで前線のメンバーを固定できず、イメージを共有できなかったが、最後の最後で最高の布陣が整った。「ケイゴ(東)もボギョンもいい状態でチームに戻ってきた。ボールをキープでき、運動量も多い2人が仕事をしやすいように動きたい。自分にできることは出し惜しみせず最初から全力で走り切ること」と河原は意気込みを語った。また、東も「サポーターのために、ユースの頃からお世話になった皇甫さんのためにもゴールを決めて勝利をプレゼントしたい」と力強く語った。

対戦相手となる横浜FCだが、岸野靖之監督を迎え新体制でスタートした今季。前半戦で躓きながらも、熱血漢溢れる指揮官に引っ張られ自らのサッカースタイルを確立し、27節から引き分けを2つ挟み5連勝を飾るなど尻上がりに調子を上げてきた。直近の2試合で連敗し若干のトーンダウンした感はあるが、ここで満を持して不滅のスターを投入しチームに渇を入れる。カズ(三浦知良)を今季初先発で起用するようだ。37節終了時点で出場時間はわずか98分。プロ生活25年で最も短い出場時間であるが、目の輝きは失っていない。大分とはJ1で対戦した07年に自らのゴールでチームを勝利に導き、“カズダンス”を披露した。今節もほとばしる情熱でゴールを狙ってくるはずだ。

最終戦とは文字通り、スタッフを含め今いるメンバーで戦える最後の試合。全員で勝ち取った勝利を今季の集大成として見せたいという気持ちもあるだろうし、来季の可能性を示す最後の機会でもある。全選手、全スタッフ、そして全サポーターが満足できるような試合をしてもらいたい。

以上

2010.12.02 Reported by 柚野真也
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

J.LEAGUE TITLE PARTNER

J.LEAGUE OFFICIAL BROADCASTING PARTNER

J.LEAGUE TOP PARTNERS

J.LEAGUE SUPPORTING COMPANIES

TOP